田口和裕の「ChatGPTの使い方!」
第29回
動画生成AI、無料プランでも使い倒せば月200本作れます サービス同士の違いも比較しました→Runway、Pika、Hailuo、Kling、Luma、Kaiber、PixVerse
KLING
中国のKuaishou(快手)社が開発した動画生成モデル「可灵(Kling、クリン)」。テキストプロンプトから最大2分間のフルHD動画を生成できる革新的なAIモデルとして注目されている。
・t2v
無料プランでも最新の「KLING 1.5」モデルを利用できるが、今回はそれよりクレジット消費の少ないひとつ前のモデルである「KLING 1.0」を指定する。
プロンプトを入力して「Generate」をクリックで生成が開始される……。
開始されるはずだが、たいていこの画面が表示され順番待ちとなる。表示上は12時間以上かかることになっているが、実際は数時間程度で生成されることが多い。
・i2v
i2vも同様に生成可能だが、こちらも実際に生成されるまでにかなり待つことになる。
・料金プラン
KLINGには無料の「Basic」プランが用意されている。
Basicプランでは月に366クレジットを受け取ることができる。追加でクレジットを購入することも可能だ。
無料 | 有料(最低料金プラン) | |
---|---|---|
プラン | Basic | Standard |
価格 | 無料 | 10ドル〜 |
クレジット | 366クレジット/月 | 66クレジット/日 +660クレジット/月 |
追加購入 | 可 | 可 |
t2v、i2v共に、1本(5秒)の動画を生成するのに必要なクレジットは10なので、Basicプランでは月におよそ36本の動画を無料で生成できるということになる。
t2v、i2v | |
---|---|
本数 | およそ36本/月 |
クレジット/本 | 10クレジット(5秒) |
備考 | KLING 1.0使用時 |
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