田口和裕の「ChatGPTの使い方！」

第29回

動画生成AI、無料プランでも使い倒せば月200本作れます　サービス同士の違いも比較しました→Runway、Pika、Hailuo、Kling、Luma、Kaiber、PixVerse

Pika

　Pika（ピカ）はアメリカのPika Labs社が開発した、AIを使って簡単に動画を作成できる次世代の動画制作ツール。3Dアニメーションやカートゥーンスタイルの動画制作も可能だ。

・t2v

　無料プランでは、最新の「Pika 2.0」は利用できないため旧世代の「Pika 1.5」を利用することになる。

　プロンプトを入力して「☆」をクリックすることで生成が開始される。

　生成時間は毎回異なるが最低でも4分とかなり時間がかかる。

　この画面のまま動かなくなることも数回あった。

・i2v

　i2vの生成時間も同じく4分ほど。t2vとは違い途中で止まってしまうといったことはなかった。

　なお、「Pikaffect」を選ぶことによって「Peel it（剥がす）」、「Poke it（つつく）」といった動きを簡単に付けることも可能になっている。

・料金プラン

　Pikaには無料の「BASIC」プランが用意されている。

　BASICプランでは月に150クレジットを受け取ることができるが、追加でクレジットを購入することはできない。

	無料	有料（最低料金プラン）
プラン	BASIC	STANDARD
価格	無料	10ドル〜
クレジット	150クレジット／月	700クレジット／月
追加購入	不可	可

　t2v、i2v共に、1本の動画を生成するのに必要なクレジットは15なので、BASICプランでは月に10本の動画を無料で生成できるということになる。

	t2v、i2v
本数	10／月
クレジット／本	15クレジット〜
備考	Pika1.5のみ