●ノズルの差し替えで用途が変わる!
付属のノズルは7種類。このうち4つは空気の注入/吸引用で、バルブの形に合わせて選びます。
側面にあるのが空気の吐出口となるため、ここにノズルを付けてエアーマットなどのバルブに差し込むことで、膨らませられます。この逆に、空気を素早く抜きたいときは、上部の吸気口にノズルを装着。すると内部の空気を吸い出してくれるので、素早くぺちゃんこにできます。
このエアーポンプとしての役割は、アウトドアでのレジャーで活躍してくれるところでしょう。ちなみに、吐出口と並んでいるもう一つの口は、LEDライト。周囲を広範囲に照らすというより、正面のみを照らすため、ランタンというよりも懐中電灯として使うのに向いています。
吐出口やLEDライトの下にあるのが、それぞれの電源ボタン。上部がエアーポンプ、下部がLEDライトのボタンとなっています。それぞれ3段階に調整できるので、好みの強さで使い分けられます。
残り4つのノズルは、送風用として使うためのものです。
横長のノズルは「乾燥用」で、濡れてしまった服などを早く乾かしたい時や、広範囲の水切りなどに利用できます。また、「ふいご用」はその名の通り焚火や炭の火おこしに使えるもの。プラスチックではなく金属製のようで、火に近づけても溶けないのがうれしいですね。
DIYシーンで活躍してくれるのが、「ブラシ付き」と「クリーニング用」。とくにブラシ付きは便利で、隙間に入った切り屑などをかき出しつつ、吹き飛ばすのに向いています。メッシュフィルターなどからゴミを落とすのにも向いているので、普段の掃除用にも使いたいところ。アウトドアなら、カバンや靴などについた土やホコリを落とすのによさそうです。
「クリーニング用」は、ダスターやブロワー用途。先が細いので特定の場所へ強風を送り込めるというのがメリットです。細かなゴミを吹き飛ばす、ファンに溜まったホコリを一掃する、といったときに役立ちます。
ミニPCのCPUクーラーに溜まってたホコリを吹き飛ばしてみましたが、「強」設定で缶タイプのエアダスターよりちょっと弱いかな、くらいの威力。騒音はかなり大きいですが、缶と違って長時間利用でも風量が落ちたりしませんし、何より、無尽蔵に使えるのがメリットです。
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