ZOTAC GAMING ZONE
「俺ならPS5 ProやROG Ally Xよりコレ」有機ELの鮮やか画面に感激のゲーム機型PC
「ZOTAC GAMING ZONE」のメリットとデメリット
「ZOTAC GAMING ZONE」ならではの特徴(メリット)と、購入する際に注意したいポイント(デメリット)を紹介します。
特徴1:見たことがない高画質
ZONEは7型ディスプレーにAMOLED(アクティブマトリクス有機EL)パネルを採用。最初に起動するとお馴染みのWindowsのデスクトップ画面が表示されますが、その色鮮やかさには正直驚きました。
ビジュアルは高いコントラスト表現によって色がはっきりとしています。ディスプレーはピクセルごと個別に制御するので、応答速度が速く、消費電力も抑えられます。精彩なビジュアルと滑らかな動作を兼ね備えている映像美は、ZONEをオススメしたい最大の理由です。
特徴2:ゲームに合わせて操作性をイジれる
自分がプレイしやすいように操作性をカスタムできるのもZONEの良さです。背面に付いているトリガーは、ショルダーボタンの強弱を2段階で調整できます。アクションゲームやFPSといった繊細な操作を必要とするゲームをプレイする人には、このカスタムがきっと便利に感じるはず!
スティックの下にはデュアルタッチパッドを搭載しています。左はスクロール、右はマウスカーソルを操作するので、ブラウザーでネットサーフする際に両手で操作を分けられるタッチパッド操作は快適そのもの。
この直感的な操作感に加えて、ライバルのROG Ally Xにはない100万画素のフロントカメラを搭載。ここは明確な利点だと感じました。
特徴3:独自のソフトウェア「ONE LAUNCHER」
ZONEは独自のソフトウェア「ONE LAUNCHER」を搭載しています。CPUの消費電力を制限してバッテリー消費を減らせたり、ゲームの動きと連動するバイブレーションの強弱などが設定できます。
背面のRGBライティングまでカスタマイズできます。アプリからまとめて自分好みのデバイス環境を構築できるので、その時のる用途に合わせて適した設定に変えられるのも良きです! ゲームだけでなく、ほかのPCの作業でもこのカスタマイズを有効活用してください。
購入時に注意したい2つの側面
長時間持つのは不向き(重い)
重量は692gで、678gのROG Ally Xと比べてもやや重め。長時間ゲームしていると、重さをじわじわ実感してくるので長時間のゲームプレイには正直不向きに感じます。持つのがしんどくなってきたら、背面にスタンドになるパーツが付いているので、机やテーブルに置いて操作しましょう。
駆動時間の短さが気になる
夢中になってゲームをプレイしていると、思ったより早くバッテリーの限界を迎えます。ONE Launcherの設定とプレイ中のゲームの負荷によって異なりますが、バッテリーの持続時間は約2時間弱でした(画像のアクションゲームを連続でプレイし続けた場合)。
貴重なバッテリー駆動時間は移動中のプレイのために確保、電源が確保できる屋内ではケーブル接続して給電しながら楽しむなど、気を遣わなければならないシーンがありそうです。
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