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私→WRC

第63回

ラリージャパンの3日目は伝説vs現役の戦いが勃発も梅本まどか組の勝利に!

2024年11月24日 12時00分更新

ノントラブルで快進撃を続ける村田・梅本組
そこに巨大な壁が立ち塞がったッッ!

ラリージャパン

 24日はラリージャパンも3日目です。リタイヤする車両も増え、いかにマシンをゴールまで無事に運ぶかが明暗をわけると言ってもいいでしょう。そんな中、ウェルパインモータースポーツの村田康介選手・梅本まどか選手組は3日目をクラス2位をキープしたまま終了しました。

ラリージャパン

簡単な整備ができるタイヤフィッティングゾーンで談笑する2人

ラリージャパン

メカニックとも談笑中。非常に和やかなムードです

ラリージャパン

リアをチェックする梅本まどか選手

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タイヤフィッティングゾーンに応援にかけつけた、レースクイーンの(左から)栗原もみじさん、有栖未桜さん、根岸しおりさん

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タイヤフィッティングゾーンにはメカニックは2人しか入れないので、外で待機の荏崎ろあさん(一番奥)

ラリージャパン

ホイールを外してチェックしたあと、タイヤはそのままで再装着

ラリージャパン

サービスの様子を最後まで見てお見送り

 3日目はSS10~16まで、合計7ステージを走りました。朝はやくからサービスを受け出発したウェルパイン号ですが、結果は以下のとおり。

・SS10 Mt. Kasagi 1(16.47km) 14分46秒2(2位)
・SS11 Nenoue Kougen 1(11.60km) 9分24秒2(2位)
・SS12 Ena 1(22.79km) キャンセル
・SS13 Mt. Kasagi 2(16.47km) 14分23秒6(4位)
・SS14 Nenoue Kougen 2(11秒60km) 9分19秒4(3位)
・SS15 Ena 2(22.79km) 20分08秒9(3位)
・SS16 Toyota Stadium SSS 2(2.15km) 2分03秒4(2位)

ラリージャパン

ラリージャパン名物のリエゾン(移動区間)、岩村町に応援にきたみなさん 写真●松永和浩

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1時間以上前から寒い中待機してた甲斐もあり、しっかりウェルパイン号を応援できました 写真●松永和浩

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村田選手と梅本選手も気がついてくれて、ゆっくり走ってくれました

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豊田スタジアムのサービスパークに戻ると、4人目のレースクイーン、蒼 雪乃(左)さんが合流していました

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豊田スタジアム内のSSを見に行きたいけど、仕事があるので行けない荏崎メカ

 序盤はレジェンドドライバーのディディエ・オリオール選手を上回るタイムでステージをクリアしていましたが、SS12が一般車進入のためキャンセルになり、そこからややライバルの後塵を拝したものの、この日最後のSSである豊田スタジアムでは、オリオール選手との直接対決が実現! 見事、伝説を超えて先にチェッカーを受けたのでした。これには車内で村田選手も梅本選手も大盛り上がりだったとか。

ラリージャパン

まさかの対決に会場も盛り上がった! 奥がウェルパイン号、手前がオリオール選手

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見ててハラハラの対決。終わったあとで、オリオール選手に「Congratulations!」と言われたとか

ラリージャパン

大型モニターに映し出された映像でも、村田選手のガッツポーズが見えるほど興奮したようです(当たり前ですが)

 ちなみにディディエ・オリオール選手は、フランス人初のWRCチャンピオンを獲得(1994年)した現66歳です。しかも、チャンピオンを獲った年はトヨタに所属していました。WRCでは通算20勝を挙げましたが、そのうち13勝がターマック(舗装路)ラリーだった、といえば、今回の勝利のすごさがわかるでしょうか?

ラリージャパン

初日のこの写真がフラグになった!?(真ん中がオリオール選手)

 3日目が終わった現在、トップを走るオリオール選手とは2分22秒差。レースと違って簡単にひっくり返る可能性のある数字ですが、レース同様トップドライバーはミスをほぼしません。このままいけば2位は確実ですが、最後の最後まで気を抜けないのがラリー。村田・梅本組に何も起こらないよう、現地に来られない方も応援してください。

 なお、詳細なレポートは梅本まどか選手が執筆してくれますので、お楽しみに!

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