週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード
私→WRC

第62回

ラリージャパン2日目、梅本まどか組は伝説のドライバーとガチンコ勝負に

2024年11月23日 12時00分更新

レジェンドを超えられるか? まさかの展開の2日目

 22日はラリージャパン 2024の2日目が開催されました。走行ステージ(SS)が1つしかなかった初日とはうって変わって、朝から晩までSS2~9までの合計8ステージを、ウェルパインモータースポーツの村田康介&梅本まどか組が無事に完走しました。

2番手の2!

 最初にSS2で「22分42秒6」を出して3位でフィニッシュすると、SS3も「14分58秒7」で3位、SS4は「12分19秒0」で2位に! ここまでクラス順位も3位と順調だったのですが、SS5でライバル勢の多くがリタイヤやトラブルが発生。特に元世界王者の新井敏弘選手はクラス1位を独走していましたが、ここでデイリタイヤ。気がつけば、村田・梅本組は2位に浮上していました。

今日も平日でしたが、お子さん含め、たくさんのファンが来場しました

マシンが出てしまって、誰もいないテント

 その後、SS6は「15分19秒1」、SS7は「13分04秒4」でそれぞれ2位と、かつてアスファルトの帝王と呼ばれたディディエ・オリオール選手の後塵を拝していました。オリオール選手は今年67歳で、さらに乗っている車両はウェルパインモータースポーツのヤリスより改造範囲の狭いもの。それら不利な条件をものともしない走りはレジェンドと呼ぶにふさわしいものでした。

サービスに戻ってきて、談笑する2人

 しかし、岡崎のギャラリーステージ(SSS)であるSS8では「2分27秒8」、SS9では「2分25秒9」とオリオール選手を上回るタイムでそれぞれ1位を獲得。クラス2位を盤石なものにしました。

 クラス1位のオリオール選手とは約1分56秒差、3位の選手とは約5分半差という状況で終わった2日目。3日目はオリオール選手にどこまで迫れるのか? また逆転できるのか、期待したいですね。

メカニックを頑張る荏崎ろあさん

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事