JN-IPS27WQHDR-C65W-FLD-Tをレビュー
27型WQHDディスプレー最強格現る、昇降式・USB給電・KVM・タッチの超多機能で4万円台
2024年11月30日 10時00分更新
昇降式多機能スタンドは仕事にも最適
JN-IPS27WQHDR-C65W-FLD-Tの利便性はなんと言っても、昇降式多機能スタンド。大きく上を向けられるチルトはもちろん、スイーベルは机の角置き時に便利です。高さは220mmの範囲で調整できます。
また、ピボットもできるので、縦画面でも使えます。ウェブブラウジングやテキストエディター使用時などで便利です。タッチ操作に対応しているので、『ウマ娘 プリティーダービー』のPC版をスマホライクに操作できるのは僕得でした。最近スマホ版の画面が見えづらくなってきたので……。
OSD操作はベゼル下部のボタンから。特にクセはなく、メニューとボタンの位置関係に慣れてしまえば、サクサク切り替えられます。
操作ボタンは左から「メニュー項目を選択、決定」「メニューを下に移動、または選択項目の数値を下げる」「メニューを上に移動、または選択項目の数値を上げる」「メニューを戻る、または閉じる」「電源のオン/オフ」
まとめ:この多機能っぷりで5万円切りは唯一無二の存在感
現在、IPSパネルを採用する27型WQHD液晶ディスプレーの相場は、安いものだと2万円台からあります。例えば、JAPANNEXTの「JN-IPS272WQHDR」なら、Amazonで2万5182円です。しかし、USB給電やKVM、昇降式多機能スタンドなどの付加機能を盛りに盛りますと、その相場はぐんぐん上がり、4万円超えのモデルもざらになります。
そこにタッチ機能を追加すると、現在の市場にはJN-IPS27WQHDR-C65W-FLD-Tしかなく、文字通り“唯一無二”の存在になります。直販価格こそほぼ5万円ですが、Amazonだと4万5436円とだいぶ下がるので、割高な印象はありません。ゲーム以外の用途ならほぼ無敵に近い高機能性、ユニークなスタンド仕様、流行の「27型WQHD」というポイントを考慮すれば、かなり“買い”だと思います。
今回の検証で、最新ノートPCの注目ジャンル「Copilot+ PC」との相性も良いことがわかりました。USB給電もできますしね。おうちで使う本気仕事用ディスプレーとしても頼りになるはずですぜ!
| JN-IPS27WQHDR-C65W-FLD-Tの主なスペック | |
|---|---|
| パネル | 27型IPS(AHVA、10点マルチタッチ、非光沢) |
| 解像度 (アスペクト比) |
2560×1440ドット(16:9) |
| 表示色 | 1677万色(sRGB:100%、DCI-P3:98%) |
| 輝度 | 400cd/m2 |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| 視野角 | 178度(水平)/178度(垂直) |
| リフレッシュレート | 最大75Hz |
| 応答速度 | OD時:8ms(GtoG) |
| インターフェース | DisplayPort 1.2、HDMI 2.0、USB Type-C、USB Type-A×2、USB Type-B、オーディオ出力ほか |
| スピーカー | 2W×2 |
| チルト | 横置き時:-5度~+70度、縦置き時:+5度~+70度 |
| 高さ調節 | 220mm |
| スイーベル | 左15度、右15度 |
| ピボット | 90度 |
| サイズ/重量 | 約614(W)×300~465(D)×282~502(H)mm/ 約7.1Kg |
| その他 | AMD FreeSync、HDR10、USB PD(最大65W)、KVM、VESAマウント(100×100mm) |
| 直販価格 | 4万9980円 |
■Amazon.co.jpで購入
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります









