【売れ筋】この安さでスマートロック！　しかも静かで丈夫で間違いなし

2024年11月20日 17時00分更新

文● スピーディー末岡　編集●ASCII

SESAME 5のオススメポイントその1
「家の鍵」から解放される

　家の鍵を持ち歩くのって意外とリスクがあります。落としたりなくしたりしてしまうと、防犯上、鍵を丸ごと変えないといけないですし、なんと言っても家に入れなくなります。家族がいるなら開けてもらえますが、そうでないと絶望感しかありません。

　また、鍵を持ち歩いていると様々な問題も出てきます。たとえばポケットにスマホと一緒に入れておくと、画面が傷つきますし、バッグの中に入れても小物類が傷つきます。鍵だけポーチなどに入れればいいのかもしれませんが、取り出すときに手間です。

　SESAME 5はスマホとBluetoothで接続してアプリで開け閉めできるので、そんな悩みから解放されるのです。家のドアの前についたら、スマホを取り出して解錠するだけ。施錠も同様です。

　スマホやSESAMEの電池が切れていたらどうするんだ？という心配はもっともです。スマホの電池残量は自分で確認できますし、SESAMEの電池残量もアプリでわかります。前もってチェックして電池を替えておくのもいいですし、念のため家の鍵を持ち歩いておくのもいいでしょう。ほとんど取り出すシーンはないと思うので、なくしたり落としたりもしません。

SESAME 5のオススメポイントその2
シンプルな機能とデザイン

　まず、SESAME 5単体でできることを紹介します。

・スマホアプリで鍵の開閉
・QRコードで鍵のシェア
・手ぶら解錠・オートロック

　おおまかにわけてこれだけ。非常にシンプルです。別売りのデバイスと組み合わせることで指紋や暗証番号で解錠、NFCなどで解錠、Wi-FiやApple Watchからの操作、Alexaなどの音声コマンドによる操作もできますが、普通に使うだけならSESAME 5単体で十分です。筆者は指紋センサーとSuicaなどのICカードで解錠ができる「セサミタッチ」を買いましたが、さらに便利に使いたいなら他のデバイスもチェックしてみてください。

セサミタッチで指紋認証

セサミタッチでICカード認証

　まずはスマホアプリを使っての解錠ですが、まずはSESAMEのアプリをインストールして、各種設定をします。スマホとSESAMEはBluetoothで繋がっていますので、認識されたら南京錠のようなアイコンをタップするだけです。防犯のために、解錠施錠は家のドアの前でやったほうがいいでしょう。Bluetoothが届く範囲なら操作できますが、念のためです。

赤いマークは施錠中。解錠すると青くて鍵が開いているアイコンになります

　次に、QRコードを読み込ませるだけで鍵のシェアができますから、たとえば友達が遊びにきたときに「先に入ってて」と鍵を渡すことができるわけです。友達が帰ったらすぐにシェアした鍵は削除しましょう。なお、ゲストの人数制限はないので何人でもシェアできます。

ゲスト用のQRコード。ゲストが帰ったら削除しましょう

　そしてスマートロックの真骨頂ともいえる「手ぶら解錠」と「オートロック」。手ぶら解錠はスマホが自宅から半径約250m内を出ると、ユーザーが外出したと認識して再びそのエリアに入り、Bluetoothの届く範囲（約10m以内）に入ったときに自動的にロックが解除される機能です。

手ぶら解錠のイメージ

　オートロックは解錠したあと、何秒後に施錠するかを設定して決めます。すると、家を出たあとに指定した時間で施錠してくれるのです。ですが、オートロックはスマホを忘れて外に出てしまうと、閉め出されるので注意です。筆者は何度か経験しています……。

SESAME 5のオススメポイントその3
スマートロックの中では安価

　スマートロックは数あれど、1万円以下の製品はほとんど見かけません。そんな中で光るのがSESAME 5の価格です。公式サイトだとSESAME 5が4378円、SESAME 5 Proが7678円です。

SESAMEの販売サイト。4378円は破格だ

　なお、ノーマルとProの違いはズバリ耐久性です。SESAME 5が5万回以上の開閉テストをクリアしているのに対して、SESAME 5 Proは100万回以上の開閉テストをクリアしています。また、内部のモーターもSESAME 5はブラシモーターなのですが、SESAME 5 Proはブラシレスモーターなので故障しにくくなっています。