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これがBMWの未来! フラッグシップEVの「iX」は乗り心地良すぎで動くファーストクラス

2024年11月16日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●あらた 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

2.5トンのボディーが軽やかに走る

 「結構軽くて運転しやすいですね」と、唯さん。BMWの上級モデルは大地に根を下ろしたかのような重厚で安定感のある乗り味が基本なのですが、iXはそうではなく、実に軽やか。もっと言えば2.5トンという車重を感じさせない、フワッとしていながらピタッとした乗り味。

 「スポーツ」モードにすると車高がダウンして、連続可変のアダプティブダンパーも引き締まりますが、それでも足は柔らかく、Mシリーズの硬派さを知る身からすると戸惑います。

 ですが、アクセルを踏み込むとFRっぽい動きになるあたり、やっぱり血は隠せないんだなとも。「BMWって、こういう感じですよね」と、唯さんもニコニコです。

 なにより高い静粛性に驚き。「とっても静かで、ロードノイズがすごく低く抑えられているように思います」とも。エンジンというノイズ源をもたない電気自動車の多くは静粛なのですが、iXは段違いで静か。ここまで静かな電気自動車は、ちょっと記憶にありません。ADASの高い安定性と相まって、高速道路は「動くファーストクラス」といったところ。

 ライバルとして考えられるのは、アウディのQ8と、その前モデルであるe-tronでしょうか。Q8は未試乗なので、e-tronとの比較になってしまうのですが、違いを一言でいえば、アウディの方が乗り味や操作感が重厚で、iXがアウディっぽい柔らかさをもつという印象。端的にいえば真逆。でもどちらもラグジュアリーであり、快適であり、ショーファー要素の強いSUVといえます。

 唯さんは最近、大きなSUVに魅力を感じているようで、iXも素敵だと思った様子。「でも自分で運転しているより、後席に座っている方がいいですね」とのことでした。

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モデル紹介――あらた唯

 10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo NAKAJIMA RACINGのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添えた。

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