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G-Master Spear Z890をレビュー

Core Ultra 7 265K&RTX 4070 Ti SUPER搭載ゲーミングPC、空冷クーラーでも本当に大丈夫?

2024年11月16日 10時00分更新

豊富な拡張ベイでHDDやSSD、光学ドライブの増設も自由!

 G-Master Spear Z890は、ミドルタワー型デスクトップPCということもあり、拡張性は高めだ。前面上部には、最近珍しくなってきた5インチベイを2つ備えている。

Core Ultra 7 265K&RTX 4060搭載ゲーミングPC、空冷クーラーでも本当に大丈夫?

2つの5インチベイを装備

 なお、この5インチベイには、標準構成ではASUSのDVDスーパーマルチドライブ「DRW-24D5MT」を搭載している。しかし、今回の試用機では省かれていた。光学メディアを使わないユーザーはBTOメニューで外してもいいだろう。「なし」を選ぶと3370円ぶん安くなる。

 前面下部には3.5インチベイが2つある。このベイは取り外しが可能で、本来であれば2つのベイを1組として、上・中・下の3組、6つの3.5インチベイが利用できる。今回の試用機は、大型ビデオカードを搭載したモデルとなるため、そのうち上の2組が外されている。

Core Ultra 7 265K&RTX 4060搭載ゲーミングPC、空冷クーラーでも本当に大丈夫?

着脱可能な3.5インチベイを装備

 この3.5インチベイは、2.5インチのHDD/SSDも固定できるが、マザーボード背面側に2.5インチ専用スペースがあるので、そちらを優先的に使いたい。ちょうど5インチベイの側面にあたる部分と、マザーボード下部の裏側の部分に1つずつ、合計2つの2.5インチベイがある。

Core Ultra 7 265K&RTX 4060搭載ゲーミングPC、空冷クーラーでも本当に大丈夫?

裏側には2つの2.5インチベイがある

 この2つのベイは、ガラスサイドパネル越しに見えないため、見た目に影響がない点がうれしい。組み立ての美しさを残しつつ、ストレージ容量を増やしたい、という場合に活用したい。

 拡張面で忘れてはいけないインターフェースだが、試用機はASUSの「TUF GAMING Z890-PLUS WIFI」で、Thunderbolt 4にUSB Type-C(USB 3.2 Gen 2×2)のほか、USB Type-Aは6基(USB 3.2 Gen 2が3基、USB 3.2 Gen 1が3基)装備する。通信機能も充実し、標準で2.5GbE対応の有線LANや、Wi-Fi 7対応の無線LANまである。

Core Ultra 7 265K&RTX 4060搭載ゲーミングPC、空冷クーラーでも本当に大丈夫?

Thunderbolt 4にWi-Fi 7と、最新マザーボードにふさわしい内容

新世代CPUの性能を引き出せる空冷PC

 高性能なCPUを選ぶ場合、冷却性能が気になって簡易水冷クーラーじゃないと不安を感じてしまいがち。しかし、空冷クーラーでも冷却能力は意外と高く、エアフローのしっかりしたPCケースがあれば、安定した動作が可能だ。

 また、Core Ultra 200Sシリーズは電力効率が大きく見直されているため、空冷クーラーでも性能が引き出せる可能性は高い。今回はハードウェア部、主にPCパーツの構成を中心に紹介したが、次回は多くの人が気になっている性能面を探る予定だ。

 ちなみに、サイコムは2024年11月15日から2025年1月20日まで、「サイコム 冬の特大キャンペーン2024」を開催する。G-Master Spear Z890なら標準構成でも今回の試用機構成でも、1万9920円引きとなる。ぜひこの機会をお見逃しなく。

Core Ultra 7 265K&RTX 4060搭載ゲーミングPC、空冷クーラーでも本当に大丈夫?

サイコム 冬の特大キャンペーン2024は、送料無料(実質2920円引き)、G-Masterシリーズ全モデルの1万円引き(G-Master Hydroシリーズならなんと2万円引き)、Crucial製SSD「T500」(1TB/2TB/4TB)と「T700」(1TB/2TB/4TB)は7000円引きなど、かなりお得だ

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