最新CPU「インテル Core Ultra 7 265K」搭載のパワフルモデルを実際に操作可能
プロのクリエイター向け仕様はどんなものか、じっくりと確認できる
マウスコンピューターが展開するPCブランド「DAIV」は、これまでに多くのクリエイターに親しまれてきた。そんなDAIVから2024年10月に発売された最新モデル「DAIV FX」シリーズが、マウスコンピューター秋葉原ダイレクトショップに展示中だ。
秋葉原ダイレクトショップに展示されているモデルは「DAIV FX-I7G7S」で、インテル Core Ultra 7 265KとGeForce RTX 4070 SUPER、32GBメモリー、2TB M.2 SSD(PCIe4.0×4 NVMe)を搭載した製品だ。価格は41万9800円(2024年10月31日現在)。「DAIV FX」シリーズはマウスコンピューターのほかモデルと同様に柔軟なカスタマイズに対応しているため、CPUやGPU、メモリーなどを購入時に自由に変更できる。また店舗で実機を確認した後で注文し、購入するというスタイルになっている。店頭に在庫があるわけではないので、ある程度余裕をもったスケジュールで購入を検討しよう。
ショップ店長の野中氏は、「高価な商品ですが、“一番いいPCがほしい”というお客様やプログレードの製品がほしいお客様に売れています。先日も128GBメモリー、4TB M.2 SSD×2台(計8TB)にカスタマイズしたPCを購入いただきました」と明かした。
野中氏がまず教えてくれたデスクトップ版「DAIV」共通の特徴は「先代から刷新されたケースデザイン」だ。「DAIV FX」シリーズも、昨今大型化が進むすべてのビデオカードに対応できるように設計されている。
ケース上部の膨らんでいる部分は、水冷ユニットを格納するために設けられたスペースだ。ここに水冷CPUクーラーのラジエーターを逃がすことで、ケース内部の空間が広く取れる。エアフローの障害がなくなるように考えて作られたケースだ。
さらに、ビデオカードの「VGAサポートバー」を標準装備しているのもうれしい。この支柱にビデオカードをガッチリ固定できる。
昨年リニューアルした筐体では外観に大きく手を入れており、電源ボタンやUSB端子の一部は天面側の手前側に配置している。このおかげで、デスクの下部など足下に「DAIV FX」シリーズを設置した場合、イスに座った状態であまり姿勢を変えずにUSB機器のケーブルを抜き差しできる。ちょっとしたデザイン上の工夫なのだが、意外と便利で「DAIV FX」シリーズの使いやすさにつながっている。
従来デザインで好評だった底面後部のキャスターは、新デザインでも継承している。普段は車輪が宙に浮いている状態だが、ケース天面のハンドルを握って本体を傾けると車輪が床に接するようになる。すると、まるでキャリーケースのように移動できるわけだ。
細かい部分だが、ケース底面にあるホコリ侵入防止用のネットも要注目だ。このネットは簡単に着脱できるマグネット方式を採用しているため、掃除しやすい。
野中氏は、「秋葉原という土地柄もあって、ゲーミングPCの「G-Tune」シリーズや「NEXTGEAR」シリーズが注目される機会が多いのですが、業務用途のPCを探しているお客様には「DAIV」を選んでいただける場合が多いですね。とてもパワフルですし、長く安定してお使いいただけます!」と語った。
高解像度の動画編集や3D CGなどクリエイティブ作業でPCの限界を感じている読者は、マウスコンピューター秋葉原ダイレクトショップでぜひ「DAIV FX-I7G7S」をチェックしてほしい。天面側にあるUSB端子類、移動用ハンドルや底面側のキャスターなどスペック表だけでは分からない新筐体の魅力も直接目にすることができる。優れたデザインの高性能PCに触れる絶好のチャンスだ。
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