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【今月の自作PCレシピ】魅せる、高冷却、組みやすいNZXTの最新PCケースではじめての自作に挑戦

2024年11月16日 12時00分更新

定番デザインだが良いところいっぱい

 PCケースは柔らかな光のLEDイルミネーションを楽しめるフロントファンに、内部を含めてキレイなホワイトボディ、多くの風を取り込め、冷却性能を高めるメッシュパネルと作り込まれているNZXTのミドルタワーPCケース「H5 Flow RGB v2 ホワイト」を選んでいる。

 2万1000円前後と割高に感じる価格になっているが、フロントには3基のRGB LEDファンを1つのフレームで連結し、面倒な配線も最小限で済むNZXT「F360 RGB Core」を採用している。単体で8500円前後する同ファンに、組みやすい内部構造や、NZXTではのケーブルマネージメントしやすい裏面スペースなど、長く使い続けられる「H5 Flow RGB v2」のコスパは良好と言えるだろう。

「H5 Flow RGB v2」。フロントパネルがメッシュなので、多くの風量をケース内に取り込める

1つのフレームに3基のRGB LEDファンを備えている「F360 RGB Core」。面倒なケーブル配線が簡略化されているので人気となっている

ケーブルを隠す柱状のカバーを備えるため、内部を魅せるパーツ構成との相性は抜群

各種ケーブルの取り回しを考えた裏面スペースになっている。熟練のショップスタッフ並みの仕上がりを目指すのも自作の楽しみ方だ

モンハンワイルズのベータテストを快適にプレイできた

 ビデオカードは、NVIDIAミドルレンジGPUのGeForce RTX 4060 Tiを搭載している。組み合わせているPalit社のビデオカードは裏面もしっかりと白色になっている。PCケースに組み込んだ状態で普段目にするのはビデオカードの裏面なので、ここのカラーは見た目に大きく影響する。

ドスパラグループで取り扱っているPalit「GeForce RTX 4060 Ti WHITE 8GB」

多くの人気タイトルを快適に楽しめるパフォーマンスに加え、ホワイトカラーのボディが魅力だ

 12スレッドCPUのRyzen 5 9600Xなどパーツ構成は若干異なるが、実際にGeForce RTX 4060 Tiでモンハンワイルズ オープンベータを快適に楽しめた。オープンベータだが、アップスケーリング(DLSSやフレーム生成)を活用すれば、WQHD解像度、グラフィックプリセット「ウルトラ」でゲームを快適に遊べるフレームレートとなる60fpsを超えていた。

 あくまでオープンベータテストでの検証なので製品版では異なる可能性があるが、フルHDやWQHD解像度でのプレイを考えている人ならば本レシピの構成で問題ないだろう。

電源ケーブルもしっかりと白色に

 魅せるPCを構成する際に、見落としがちなのが、各種電源ケーブルの色。ここではケーブルだけでなく、コネクター部もホワイトカラーになっているドスパラセレクト「750W-GOLD-ATX31-WH」なので安心だ。

80PLUS GOLD 750Wのドスパラセレクト「750W-GOLD-ATX31-WH」

必要なケーブルのみ挿して使用するフルプラグイン仕様を採用。余分なケーブルがないので組みやすいのもポイント

ケーブルだけでなく、コネクターも白色になっている。見える部分をしっかりとホワイトでコーディネートだ

【取材協力】

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