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【今月の自作PCレシピ】魅せる、高冷却、組みやすいNZXTの最新PCケースではじめての自作に挑戦

2024年11月16日 12時00分更新

 パソコンならでの高解像度、高画質でゲームをプレイしたり、ゲームプレイなどを録画配信したり、音楽を楽しんだりといったさまざまな用途に、自分の好みでマシンを組み立てられるPC自作。あれこれ考えながら、パーツを選定するのは楽しいが、ある程度の知識が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選びは、YouTubeの動画を参考にして構成するのも良いが、パーツショップの店員に勝るものはない。ゲームやクリエイティブ作業といった用途に、LEDで魅せるPC、静かなPCなど、さまざまなPC構成の相談を受け、その場で提案しているからだ。そこで、秋葉原の主要パーツショップ店員におすすめの自作PCの構成(レシピ)を毎月お届けしていこう。

 ”パーツ選びには自信がない”、”最新のパーツ構成で組みたい”、”いまどんな構成が良いのか検討がつかない”などといった人に、是非参考にしてもらいたい。

魅せる系自作の定番、NZXT最新PCケースで
初めてのゲーミングPC自作に挑戦

 オープンベーターテストが実施された「モンスターハンターワイルズ」(以下、モンハンワイルズ)。多くのPC、PS5、Xboxユーザーが、そのプレイを満喫したことだろう。その反面、愛用しているPCのスペック不足が明らかになり、作画崩壊したような描画を体験したユーザーもいるようだ。

 そんな、モンハンワイルズをフルHD解像度で楽しめるだけでなく、写真や動画の編集作業など、いろいろなことに挑戦したい初めてのPCにおすすめできるスペックのレシピをドスパラ秋葉原本店が提案してくれた。

ドスパラ秋葉原本店。1階はおなじみのBTO PCがズラリと並んでいる。PCパーツは2階フロアーで取り扱っている

レシピを提案してくれたのは、PCパーツフロアスタッフの登坂祐大さん

組み立て代行サービスも用意している。自身で組むのが不安な人や、年末にかけて忙しい人におすすめだ

 ドスパラといえば、全国にある店舗の一部で毎月開催されている「自作パソコン組立イベント」にも注目だ。毎月のように開催され、組み立てをスタッフに教えてもらいながら、好みのスペック、予算のPCを組める。

 12⽉の主な開催日は7⽇、8⽇、21⽇、22⽇の4⽇間。また、一部店舗では平日も開催している。もちろん、今回のレシピで参加することも可能だ。地元の店舗で開催しているか、まずはチェックしてみよう。

自作パソコン組立イベント。親子で参加して、子供のゲーミングPCを組むなど、人気のイベントだ

全国のドスパラで開催され、家族、親子連れでの参加もオッケーだ

登坂さん提案の23万9080円ゲーミングPC構成

最新ゲームや動画編集などいろいろなことに挑戦できて組みて立てやすいPCレシピ
CPU AMD「Ryzen 7 7700X」
(8コア/16スレッド、最大5.4GHz)
6万800円
CPUクーラー MONTECH「HyperFlow ARGB 240 White」
(簡易水冷、240mmラジエーター)
1万1800円
マザーボード ASRock「B650 Steel Legend WiFi」
(AMD B650、ATX)
2万7480円
メモリー ADATA「AX5U5600C3616G-DCLARWH-DP」
(16GB×2、DDR5-5600)
1万4800円
ストレージ ADATA「ALEG-960-1TCS-DP」
(1TB M.2 SSD、PCIe4.0×4)
1万2080円
ビデオカード Palit「GeForce RTX 4060 Ti WHITE 8GB NE6406T019P1-1048L 」
(GeForce RTX 4060 Ti、8GB GDDR6)
5万8980円
PCケース NZXT「H5 Flow RGB v2 ホワイト CC-H52FW-R1」
(ミドルタワー、ATX)
2万1180円
電源ユニット ドスパラセレクト「750W-GOLD-ATX31-WH」
(750W、80PLUS GOLD)
1万5980円
OS マイクロソフト「Windows 11 Home」パッケージ版 1万5980円
総額(税込)   23万9080円

※価格は11月13日店頭調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。
※店頭とネットショップでは販売価格は異なります。

約24万円で組むはじめてのPCレシピ

 CPUは、8コア/16スレッドのRyzen 7 7700Xをチョイスしている。ゲームだけでなく、写真や動画の編集といったクリエイティブな作業にも挑戦できるように選んだという。

 そしてビデオカードには、コストを抑えたゲーミングPC自作で人気のあるGeForce RTX 4060 Tiを組み合わせている。モンハンワイルズ オープンベータで、最高画質、フルHD解像度で平均フレームレート100fpsオーバーを記録していたので安心だ。

 そしてPCケースには、NZXTの最新ミドルタワーPCケース「H5 Flow RGB v2 ホワイト」を組み合わせている。LEDイルミネーション&キレイなホワイトカラーの魅せる要素に、高い冷却パフォーマンスを発揮する高エアフロー、PC自作初心者も組みやすい構造と魅力がいっぱいの製品だ。

 ゲーミングに特化したRyzen 7 9800X3Dへのアップグレードなど、長く使い続けられること間違いなしと言えるSocket AM5環境なのも本レシピのポイントなっている。

8コア/16スレッドで動作するRyzen 7 7700X。コスト重視するなら6コア/12スレッドのRyzen 5 7600Xや、Ryzen 5 7600もおすすめだ

CPUクーラーは、1万1800円の手ごろな価格で、240mmラジエーターを採用したMONTECH「HyperFlow ARGB 240 White」

ラジエーターファンと水枕が、ド派手に発光するのもポイント。ただ、取材後にホワイトモデルは再入荷待ちになっていた

予算は3000円程度アップするが、Lian-Li「GALAHAD II TRINITY LL-GA2-240-WT」も選択肢としてありだ

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