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どこも円安で嫌になっちゃうあなたに

世界遺産をたっぷり見るならズバリ、"円高"の国! 滞在費を安くおさえる、この冬オススメの海外旅行先4選

2024年11月13日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

●オススメ3_割安な航空券も多いトルコ

イスタンブールのモスク「アヤソフィア」。ビザンチン帝国時代の360年に建設されたのちイスラムモスクとして姿を変えた建造物で、東ローマ帝国の代表的な遺構です

 西洋と東洋をつなぐ国トルコ。現地通貨のトルコ・リラは、5年前が1リラ/18.9594円だったのに対し、現在は1リラ/4.4925円なので、円高率は422%です。ただし円高ではあるもののインフレも酷く、消費者物価指数では2019年と比較して約5.7倍になっているため、最終的に円で計算すると、もともとの物価が安かったコロナ禍以前と比べると、ちょっと高くなったかなという感じ。

5年前と比べて、トルコ・リラは約76%の円高(Google Financeより)

 トルコも歴史の古い国なので、世界遺産も多く観光が楽しい国です。首都のイスタンブールには「ブルーモスク」などの美しい宗教施設が数多くあり、旧市街の市場でのオリエンタルな衣服や雑貨などの買い物もオススメです。

イスタンブール名物のサバサンド。レモン汁をぶっかけて食べます

市場でのショッピングも楽しい

 個人的には、幻想的な岩石や洞窟から成る美しい遺跡群「カッパドキア」がイチオシ。長年の風雨によって火山灰や溶岩が浸食されてできた岩石や洞窟といった遺跡群は、ほかの国ではなかなか見られない景色。さらにその洞窟を使ったホテルや、気球に乗って遺跡群を見学したりと変わった体験もできます。

カッパドキアの洞窟ホテル

気球に乗ってのカッパドキア空の旅はめちゃくちゃ感動します

 トルコへは首都のイスタンブールへターキッシュ エアラインズが日本から直行便を運航しているほか、日系のANAも2月12日から直行便を運航開始。ただし直行便は割高なので、価格を抑えるなら乗り継ぎ便が狙い目です。中国系が8万円前後からで、さらにモンゴルのMIATが12月でも4万円台とかなりの割安価格で販売中なので、全体の旅費を抑えられるのも見逃せないポイントです。

東京発モンゴル経由のイスタンブール往復で4万円台のチケットがある

ターキッシュ エアラインズの直行便は12万円台後半から

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