新Mac miniは本当に手のひらに載った! M4のベンチマークも回した
新Mac miniが編集部に届いたから、早速開封!
ついに発売の新Mac mini。新CPUの「M4」を搭載することはもちろんですが、大幅に小さくなった筐体にも注目が集まっています。
実際に手のひらに乗るサイズの本体やM4のベンチマークの結果も含めて、まずは開封の様子をお届けします!
箱を開けると製品がデーン この演出はさすがアップル
さて、編集部に届いたMac miniの製品箱。ちょっと高さはありますが、この底面積マジで小さいです! ちなみに縦横で比較すると、従来モデルが約19.7cm四方、新モデルが約12.7cm四方。面積だと40%強だから小さいわけです!
パッケージを開けると、側面のみ紙に包まれているものの本体がいきなりデーンと登場! テンション上がります! この演出はさすがアップルですね。
ちなみに箱の下側には2ピン電源ケーブルのみ。このサイズで、最大消費電力155Wの電源ユニットまで内蔵されているのだから驚きです。
余裕で手のひらに載ります! 670gでムッチャ軽い!
で、本体ですが、余裕で手のひら乗っかります! ギリギリってこともありません! 今回到着したのはM4モデルで重量は670g(M4 Proモデルは730g)。全然重くないです。確実にディスプレーとキーボードがある場所で作業する場合は、ノーパソの代わりにMac miniを持ち歩くのもありかもですね。
端子類でも、本体前面にUSB-Cが2つ用意されたのが便利になった点。なお、前面の2つの端子と背面の3つの端子は同じUSB-Cでも性能は違います。
前者は通常のUSB端子(10Gbps対応で画面出力やThunderboltは非対応)、後者はThunderbolt 4/USB4対応で画面出力にも利用できます(M4 Proモデルでは120Gbps対応のThunderbolt 5)。イヤホン端子があるのはうれしいですね。
ウワサの底面の電源ボタンは本体を持ち上げないと指が届きません
ちなみにウワサになった下側の電源ボタンはMac miniを机の上に置いたままでは指が届きません。でも、基本スリープを使うことが多そうなのと(キーボードやマウスから復帰できます)、押したい場合でも少し持ち上げればいいだけなので(HDDが入っているわけでもないですし)、実用では特に問題にならないかなと。
あとキーボードやマウスは別売り。安価なWindows PC用でもいいですが、純正のMagic Keyboard/MouseはUSB-C化されていますし、特にTouch ID内蔵のMagic Keyboardは便利ですから、お値段は2万1800円とちょっと値が張りますが、この選択もありでしょう。
このサイズで文句なしの性能 負荷をかけてもファン音は小
最後にベンチマークの結果を以下に。今回テストに用いたのはベーシックなM4/16GBメモリのモデルでSSDは512GBです(最安の9万4800円のモデルは16GB+256GB)。
CINEBENCH 2024のマルチコアで1000弱。M1の倍以上のスコアはさすがという感じです。
それとCINEBENCHやGeekbench 6のCPUテスト程度では、限界まで負荷が掛かっていない可能性もありますが、ファン音は回っているのが静かな場所でなんとかわかるくらい。本体も体温よりは多少暖かくなった程度でした。
ミニPCのちょっとしたブームが起きつつある中、アップルからのガチな回答と言えそうな新Mac mini。9万4800円からという価格は、性能を考えたらマジでお買得なことは間違いなしでしょう!(SSDを512GBにするとプラス3万円なんで悩みどころですが)
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