最注目モデルは、進化が著しいHUAWEI WATCH GT 5 Pro
HUAWEI WATCH GT 5 Proは、ゴルフ機能のほかにも、注目すべき進化点が多いモデルです。まず、防水性能の向上により、水深40メートルまでのダイビングに対応。息止めトレーニングや測定、停止タイマー、水の種類の選択、安全アラートなどの機能を備えています。
ランニング、ウォーキング、サイクリングなどのワークアウト中に、フルカラーのマップを表示できるようになりました。マップはスマホ用の「HUAWEI Health」アプリでダウンロードして、ウォッチに同期する仕組み。ウォッチに表示したマップはクラウンで拡大・縮小でき、元にいた場所に戻るルートバック機能も利用できます。
位置情報の取得には、ファーウェイが「ヒマワリ型」と呼ぶアンテナシステムを導入。常に衛星の方向を自動で認識し、信号を最適な状態に調整する仕組みで、独自のアルゴリズムを組み合わせて、GPSの精度は前モデル比で約20%以上向上しているとのこと。
ランニングの測定機能には、ランのフォームを分析する機能を追加。左右の足のバランス、接地時間、垂直振動を科学的なデータとして確認できる仕組み。スニーカーに「HUAWEI S-TAG」という小さなデバイスを着けて取得していたデータの一部がウォッチだけで取得できるようになったわけです。
さらに、新しい「HUAWEI TruSense」システムを用いる機能として「情緒測定」も追加されています。メンタルの状態を「快適」「普通」「不快」の3段階で測定して、記録される仕組み。「不快」が続く場合は、ウォッチにプリインストールされている「呼吸エクササイズ」でリラックスできます。
HUAWEI WATCHの特徴のひとつであるロングバッテリーは健在。46mmモデルは通常使用で約14日間、ヘビーユースで約9日間、42mmモデルは通常使用で約7日間、ヘビーユースで約5日間持ちます。また、急速充電に対応していて、約60分でフル充電できます。
HUAWEI WATCH GT 5は前機種からの正常進化モデル
スタンダードモデルのHUAWEI WATCH GT 5は、前モデルからの正常進化モデルといった印象。上位モデルのGT 5 Proと同じように、GPSの精度が向上し、新しい「HUAWEI TruSense」システムも搭載。GT 5 Proとの差分は、ゴルフ機能に差があることと、5ATM(水深50メートルの耐水性)には対応しているものの、ダイビングには対応していないところです。
こちらもバッテリーは、46mmモデルは通常使用で約14日間、ヘビーユースで約9日間、41mmモデルは通常使用で約7日間、ヘビーユースで約5日間持ちます。
本格アスリートにはHUAWEI WATCH Ultimateがオススメ
HUAWEI WATCH Ultimateは、最上位のゴルフ機能に加えて、水深100メートルのダイビングに対応していることがアドバンテージ。ケースには耐摩耗性や耐腐食性に優れた、非晶質ジルコニウム(リキッドメタル)を使用。ディスプレイは堅牢なサファイヤガラスで保護され、ベルトにはチタン合金が用いられています。
新色のグリーンは、緑と白のダブルカラーのセラミックベゼルを採用するユニークなデザイン。既存の2色(ブルーとブラック)の同梱ベルトは2本ですが、新色にはチタニウム、コンポジットウーブン、水素化ニトリルゴムの3本を同梱。利用シーンによって付け替えることができます。
本体サイズは約48.5×48.5×13.0mmで、ディスプレイは1.5インチ。バッテリー持続時間は通常使用で約14日間、ヘビーユースで約8日間となっています。
ゴルフやダイビングだけでなく、アウトドアのアクティビティを存分に楽しみたい人にも強靭なUltimateは最適。新しい「HUAWEI TruSense」にこそ対応していませんが、GT 5シリーズと同等のヘルスケア機能を利用できます。
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