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最新のマツダ「ロードスター」は乗った誰もが乗り換えを検討するレベルのデキの良さ

2024年11月03日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●あらた 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

ダッシュボードのディスプレーは8.8インチに!
USBもついにType-Cに変更されて使い勝手向上

ロードスター

旧型

ロードスター

新型

ロードスター

旧型

ロードスター

新型

 前出のとおり、ステアリングホイールが変更されています。また、ダッシュボードに8.8インチのセンターディスプレイを新たに搭載。

ロードスター

旧型

ロードスター

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 唯さんは、ルームミラーがシームレスデザインになったことに注目。「カッコよくなった!」と笑顔です。これにはマツダ担当者も「よく気づかれましたね」と驚きの表情。

ロードスター

旧型

ロードスター

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 ASCII.jp的には、USB端子がType-AからType-Cにチェンジしたのも特筆事項でしょう。あわせて、AUX入力がなくなったようです。

ロードスター

旧型

ロードスター

新型

 あとは、運転席右側のスイッチ類の配置が変更されるとともに、ソナーオフとオートヘッドライトのボタンがつきました。ここも電子プラットフォームの変更によるところなのでしょう。

ロードスター

旧型

ロードスター

新型

 唯さん的には、センターコンソールがシートと同色になったところが好印象。しかも白系レザー好きなので「これはイイですね」と満点星。ちなみにこれはグレードによって違います。「はやく運転しましょ!」というので、エントリーグレードのMT車から試乗をスタートさせましょう。

ロードスターの運転する楽しさはスポイルされず
やっぱりオープンで走るのが最高に気持ちイイ!

ロードスター

 「やっぱりロードスターって最高!」と笑顔の唯さん。前述のとおり990Sがお気に入りでしたが、さらに気に入った様子。「990Sは乗り心地が良いだけでなく、コーナーで車がロールするから、遅く走っていても楽しかったんですよ。逆に速く走ると、ちょっとこわいところもありました。ですが、今度のロードスターは乗り心地の良さはそのままに、990Sほどロールしない代わりに、遅く走っても速く走っても楽しい車になっていると思います。これはめちゃくちゃいい」と大絶賛。

ロードスター

 990Sはスタビライザーがなく、またオープンデフ(差動制限機構を持たないデファレンシャルギヤ)ゆえの「ヒラヒラ感」があったのですが、今回はそこまでヒラヒラしないものの、ロードスター本来のコンセプトである“人馬一体”感が高まり、意のままにクルマが動くのです。

 ハンドルからのインフォメーションも、今までとは異なるもの。これは電気プラットフォームを変更したことにより、パワーステアリングに使うパーツを一新したから。

ロードスター

 同じモデルを約10年作り続け、今後も作り続けるというマツダの執念を感じた次第。このクルマに文句を言う人はいないのでは? 試乗後、唯さんはクルマを見まわしながら「すごく良くなった! 買いなおそうかな」とポツリ。それくらいマイナーチェンジで魅力的になったNDロードスターでありました。

ロードスター

■関連サイト

モデル紹介――あらた唯

 10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo NAKAJIMA RACINGのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添えた。

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