週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

シン・モバイルワークの条件を満たす新製品

VAIO、14.0型で1kgを切る新モデル「VAIO SX14-R」、長時間バッテリーや人目をひくグリーンの新色も注目!

2024年10月31日 10時00分更新

会議のしやすさにもこだわったPC

 ここ数年VAIOが力を入れているオンライン会議機能にも注目。

 「伝わるオンライン会議」として、カメラ部に加えて本体の側面にもマイクを搭載、合計3つのマイクで画面の前にいる人の声と、対面など周囲にいる人の声を認識。これにAIノイズキャンセル処理を施すことで、周囲のノイズは拾わず、画面の前にいる人の声だけを適切に届けられるようになっている。

 最近ではハイブリッド型の会議として、会議室に集まっている人とは別に、オンラインからも人が参加するケースが増えている。結果としてパソコンのスピーカーから出る音を広い会議室内で聞きたい、パソコンの前にいない人の声も届けたいといったニーズが高まっている。

 そこでVAIO SX-Rでは、会議の参加人数や利用しているシチュエーションに合わせて、便利なマイク/カメラ設定を組み合わせた4つのモードを用意している。

 具体的には、マイクの集音範囲を左右約20%程度と狭くし、自動フレーミングでカメラの画角もかなり狭めに最適化する「プライバシーモード」、マイクの収音範囲を左右45度程度にする「プライベートモード」、6〜8名ほど入る会議室でパソコンから離れた場所に人がいる場合でも音量の自動調節や反射を抑えることで声を聞きやすくする「会議室モード」、360度の声を収音しつつ音声以外の雑音を低減する「標準モード」だ。なお、プライバシーモードとプライベートモードでは、事前に設定したバーチャル背景の自動適用もできる。

 会話設定は、ワンタッチで最適な設定変更ができるショートカットキーや専用のUIも用意している。さらにカフェなどで会議に参加する際、小声で話しても相手に内容が伝わる「小声モード」や反響の抑制、スピーカーボックスの容量をあげて低音を改善、ここ最近のVAIOの中では「最もいい音になった」とするスピーカーも特徴のひとつだ。

パームレストの下側手前にあるスピーカーボックスは大型。音の良さにこだわったという。

 カメラは9.2Mピクセルで、Windows Helloに対応。画質面ではHDR明るさ補正のほか、4画素を1つにまとめることで感度を高められるピクセルビニング(画素混合)で写りをアップ。

 さらにちょっと席を外す際にワンクリックで画面をフリーズさせ、周囲から離席したと気づかれないようにする機能や、カメラのフレーミングを顔周辺のかなり狭い範囲のみに限定できる「プライバシーフレーミング」など、小技の聞いた機能も装備。また、物理的なカメラシャッターに加えて、デジタル処理でカメラ映像をブラックアウトする機能なども持っている。

 カラーバリエーションは新色のディープエメラルドのほか、アーバンブロンズ、ファインブラック、ブライトシルバーの4色展開。さらにCore Ultra 7 155H搭載の上位モデルではVAIO SX14-R|ALL BLACK EDITIONや勝色特別仕様も用意している。

勝色モデルもマットな質感で上質な印象だ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります