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インストール方法、使い方も解説

SD3.0の汚名返上なるか?!画像生成AI「Stable Diffusion 3.5」を試してみた

2024年11月06日 13時00分更新

ComfyUIでSD3.5を動かしてみる

 準備ができたらいよいよComfyUIを起動しよう。まだComfyUIを使ったことがない人は当連載の「これは便利!「Stable Diffusion」が超簡単に始められる「Stability Matrix」」などの記事を参考にStability Matrix経由でインストールしておこう。

 ComfyUIでSD3.5を使用するにはワークフローが必要だ。ComfyUI_examplesページにSD3.5用のサンプルワークフローが用意されているので今回はそれを利用することにする。

 生成された画像をComfyUIの画面にドラッグ&ドロップ(画像をローカルに保存してからロードでも可)すればワークフローををインポートできる。

 無事SD3.5用のワークフローが表示された。

 まずは、左側下方にある「Load Checkpoint」ノード付近を「+」ボタンまたはスクロールホイールを使って拡大表示しよう。

 Load Checkpointは文字通りチェックポイント(AIモデル)を読み込むノードだ。デフォルトで「sd3.5_large.safetensors」が表示されているが、正しく選択されているか確認するために一度モデル名をクリック。

 選択肢の中からあらためて「sd3.5_large.safetensors」を選択しておけば間違いない。

 次に各種モジュールを読み込むノード「TripleCLIPLoader」を拡大表示。

 clip_g.safetensors、clip_l.safetensors、t5xxlfp 16.safetensorsと3つのCLIPファイルが表示されている。

 こちらも念の為クリックして選択し直しておこう。

 プロンプトやKSamplerモジュールはとりあえずそのままで構わない。

 「Queue Prompt」を押せば生成が始まるはずだ。

 初回はモデルをロードする時間がかかるためしばらく待つことになる。ロードが終わると画像が生成されていくはずだ。

 生成された画像はいちばん右端の「Save Image」ノードに表示される。

 画像は「\ComfyUI\output」に、Stability Matrixを利用している場合は「\StabilityMatrix\Images\Text2Img」にも保存されている。

 生成時間は初回が66秒、2回目以降は少し早くなり40秒ほどだ。筆者の環境では「WebUI Forge」で「FLUX.1 dev」を使って生成した場合とほぼ同じくらいだ。

 GPUの使用率はかなり高く、メモリーは12GBをほぼフルで使ってしまっているようだが、メモリー不足によるエラーは一切出なかった。

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