CPUクーラー「NH-D15 G2」がオススメ!!
当時最強だったNoctuaの空冷CPUクーラーが約10年の時を経てモデルチェンジ:PCワンズ
大阪・日本橋のPCパーツショップ「PCワンズ」を取材。店舗スタッフ・高石智基さんのオススメは、Noctuaのサイドフロー空冷CPUクーラー「NH-D15 G2」です。
NH-D15 G2は、当時最強だったサイドフロー空冷CPUクーラー「NH-D15」の第2世代モデル。約10年の時を経てモデルチェンジが施された新製品です。
対応ソケットは、インテルがLGA1851/1700/1200/1156/1155/1151/1150、AMDがSocket AM5/AM4。サイズは150(W)×152(D)×168(H)mm、重さは1525g。140mm(最大1500rpm)ファンを2基標準搭載するツインタワー型の空冷CPUクーラーです。
高石さんいわく、NH-D15 G2は前モデルよりも冷却フィンの枚数を多くして冷却性能を高めているとのことです。
また、今回のNH-D15 G2のスゴイ部分として、CPUの種別や状態に応じてベースプレートの表面処理を最適化した3モデル展開している点を挙げていました。3モデルの主な違いは次のとおりです。
・NH-D15 G2(ノーマルモデル)
従来モデルと同じ凸型ベースを採用した汎用モデル。多くのCPUに広く対応します。
・NH-D15 G2 LBC(Low Base Convexity)
凸の浅いベースを採用し、比較的フラットなヒートスプレッダーを持つSocket AM4やLGA2066などで最適な密着性を発揮します。
・NH-D15 G2 HBC(High Base Convexity)
凸の深いベースを採用し、歪みが酷くなったLGA1700 CPUでも良好な密着性を発揮します。
本当に微妙な違いですが、実際、冷え方には差が出てくるそうです。店舗側でも最適なモデルを間違えないように覚えなければならないのは大変とのことでした。違いがわからない場合はノーマルモデルのNH-D15 G2を選んでおけば、とりあえず大丈夫だそうです。
店頭では実際に製品を展示しています。空冷CPUクーラーの最終到達点ともいえるNoctuaのフラッグシップモデルを、ぜひチェックしてみてください!
インテルCore Ultra 200Sについて
取材日当日(10月25日)には、同日発売開始のインテル「Core Ultra 200S」に関してもコメントを聞けました。
最上位モデルの「Core Ultra 9 285K」について、数はかなり少なかったものの開店直後にはいくつか在庫があり店頭でも購入できたそうです。しかし、ネット通販からの注文もあって、割とすぐに売り切れてしまったとのこと。
インテル800シリーズのマザーボードで対応する新型メモリーのCUDIMMも、CPUマザーボード解禁と一緒に売れていったそうで、現在は売り切れだそうです。
マザーボードについてもハイエンドモデルから売れていく傾向にあり、やはり最初にCore Ultra 9 285Kの在庫が無くなるのは痛手のようです。早く潤沢に出回るようになれば良いのですが……。
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