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【2024秋 新Macの噂&予想まとめ】M4搭載MacBook Pro発表はまず確実!? Mac miniやiMacも

2024年10月28日 12時00分更新

 iPhone 16、iPad miniに続いて、M4を搭載するMacがまもなく発表されることはほぼ確実です!

新Mac

アップル幹部がこの画像を含む、ティザー動画をSNS上に投稿し、月曜朝(現地時間)の発表を予告。当然出るのは新Macでしょう!

 というのも、アップルのマーケティング担当上級副社長のGreg Joswiak氏が、それを示唆するツイートを投稿しているから。28日(月)朝、日本時間では28日夜にMacのなにかがあるというわけですね。

 どんな新モデルが登場する可能性があるか、どういう製品になるか、現時点でのウワサや予想のポイントをまとめて紹介します!

■M4搭載の14インチ/16インチのMacBook Proはまず間違いないでしょう! 主な変更はCPUのみ?

 新登場のウワサがあるのは、「MacBook Pro」「iMac」「Mac mini」の3モデルです。

 まずは、MacBook Pro。今のデザインのMacBook Proは2021年登場で、M1(2021年10月)、M2(2023年1月)、M3(2023年10月)と進化してきたので、順当にM4搭載モデルと見るのが自然でしょう。

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「M3 Pro」「M3 Max」搭載機に追加されたスペースブラックのカラー。漆黒がカッコイイです!

 MacはiPhoneと比べると、同じ筐体での製品寿命が長いので、今回も主な変更点はCPUが変わるだけ?

 また、M3モデルの登場時に、14インチにはProでもMaxでもない“無印”M3のタイプが追加されました。無印M3でも十分高性能という人は多いので、それ自体は○なのですが、このタイプにはいまだ8GBメモリ搭載タイプが用意されています。

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M3モデルでは、M2まではあった13インチMacBook Proが無くなり、代わりに14インチ/16インチMacBook Proに無印M3モデルが用意されるようになりました

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無印M3モデルにはいまだ8GB搭載タイプがあるのですが、MacBook Airもあることですし、そろそろ16GBスタートでもいいのでは?

 価格変わらず、16GBメモリからスタートするなら、「アップル万歳!」という感じなのですが、それは期待しすぎでしょうか。

■Mac miniとiMacはどうなる? Mac miniはUSB-Cのみになる?

 2023年1月発売のM2モデルがいまだに販売されているMac miniも、新製品が登場する可能性が高いでしょう。

 Mac miniで見られるウワサが、現行モデルにはあるUSB Type-A端子がなくなり、USB-C(Thunderbolt 4)のみ5つになるという説。また、より小型の筐体を採用するという説も。

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現行Mac miniの背面にはType-AとType-C(Thunderbolt 4)の両方の端子が用意されています

 不便と言えば不便な気もしますが、USB Type-Aって、コネクタ部分が歪んだケーブルを差し込んで無理に抜いたりすると、本体側が壊れたりすることあるんですよねー。個人的にはUSB-Cに統一してもらって、100円ショップで売られている変換コネクタを多めに購入しておくのがいいように思います。

 筐体の小型化はどうでしょうか。Appleシリコンは発熱量が少ないですが、それでも高負荷に対しては相応の冷却機構が必要ですからね。

 それから現行の無印M2搭載Mac miniだと、外部ディスプレイの接続台数は最大2台です。M4になればこの数が増えることが期待できます。

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無印M2モデルだと、外部ディスプレイは最大2台までなのが弱点と言えば弱点。M4になればここはもう1台増える

 そのほかにも、現在はM3のiMacもM4モデルの可能性あり。Mac Studio/Mac Proは現時点ではウワサはありませんが、この2モデルが登場するときには(来年以降?)、最強チップの「M4 Ultra」(M4 Max×2?)が用意されるはず! というわけで、そのトンデモであろう処理性能が気になります!

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デッカいMac miniことMac StudioはM4 Ultraとともに登場する?

■そもそも“M4”でいいの? 名前が変わる可能性はない?

 ここまで当たり前のように、「M4搭載のMacが登場しそう」と書いてきましたが、新CPUが登場するとして本当に“M4”なのでしょうか?

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iPad Proが先でMacが後なことが、どうというわけではないんですが、やっぱりMacを優先してほしいという気持ちもあるようなないような

 従来は新しい「Apple Mナントカ」のCPUが登場すると、先にMacに搭載されて、そのあとでiPad Proの順番でした。ところがM4ではiPad Proが先行しています。

 もちろんiPad Proもアップルにとって重要なプロダクトですから、別にそのこと自体について、どうこう言いたいわけではないのですが、どうもいつもと違うなという感じです。まさか1つ飛ばして「M5」になるとか!?

■M4搭載でどれだけ性能が上がる? バッテリー持ちの改善は超期待!

 一旦は新MacのCPUがM4になると想定して、どう進化しているかは気になります。

 従来のM3はTSMCの3nmプロセスで製造されていますが、M4では第2世代の3nmプロセスに移行。この製造ラインの移行は、iPhone 15 ProのA17 ProとiPhone 16シリーズのA18の関係と同じです。

 そしてA17 ProとA18 Proでは省電力の部分が改善されていると伝えられているので、バッテリーの持ちがより重要になるMacBookでは注目点でしょう!

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iPhone 15 ProのA17 ProとiPhone 16 ProのA18 Proでは消費電力が下がることもアピールされていました。M4もこの部分に期待大です!

 CPUコアについてもM3が8コアだったのに対し、iPad Pro用のM4では9コアまたは10コアになっています。GPUやNeural Engineも含めた処理性能の向上は当然期待できます。

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iPad Proに搭載されているM4のCPUコアは最大10コア(256GB/512GBモデルは9コア)。MacのM4でもCPUコアはM3の8コアから増加している?

■Magic Keyboard/Mouse/TrackpadがLightning→USB-Cになる説

 そう言えばそうだった、という話を1つ。Macと組み合わせて使う「Magic Keyboard」「Magic Mouse」「Magic Trackpad」の端子がLightningのままなんですよねー。

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Mac用のMagic KeyboardはいまだLightningだったんですね

 普段はBluetooth接続で使うとしても、ペアリングや充電のときにUSB-CーLightningケーブルを取り出さないといけないのは、こう何というか……。

 この件は、昨年末にあったすでにウワサですが、このタイミングでちゃちゃっと更新してしまいましょう!

 というわけで、間もなくと迫った新Macについて、注目ポイントをまとめました! あと少しで正解は発表されるはずですが、詳しくはASCII.jpでもお届け予定。お楽しみに!

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