週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ラリーカーが先祖! 走りのセダン・アウディ「RS3セダン」の上質な走りにアイドルもご満悦

2024年10月26日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

LEDの演出が派手すぎないのがイイ!
多彩な走行モードのおかげでシーンを選ばない

audi
audi

 イルミネーションがカッコいいのもLEDマイスター・アウディのよいところ。最小限の演出で最大限の効果で、ゆみちぃ部長もニッコリです。

audi
audi
audi

 インフォテインメントは、今では見慣れたスマホライク。上品で見やすいフォントは清潔感を覚えます。

audi

走行モード切替画面

audi

警告メッセージが表示される

audi

レースモードのメーター画面

 走行モードはエコモード、コンフォート、オート、ダイナミック、インディビジュアル、パフォーマンスと多彩。パフォーマンスはセミスリックタイヤでのトラックモードで一般道での利用はやめたほうがいいでしょう。

 「RSトルク・リヤ」はトルクをリヤ外輪に100%配分することで、ドリフトが容易にできるというもの。なるほど、リアタイヤが細いのはドリフトしやすくするためなのでしょう。試しに押すと「公道では使用禁止」の注意書きが。

 アウディに限った話ではありませんが、保険会社によっては「レースモードなどを入れた状態で自損事故を起こすと車両保険が下りない」ことがあるそうで、警告メッセージが表示されるのはそのためなのかもしれません。

audi
audi

 このトルク配分機構「RSトルク・スプリッター」が、RS3最大のポイント。実はクワトロシステムとしては初搭載の機構ですリアアクスルの左右ドライブシャフトの根元に、電子制御式の多板クラッチを配置。コーナーリング中、外側リアタイヤに多くのトルクを配分しアンダーステアを解消するのだそう。

 RS3は巡行状態になるとリアの動力をカットしてFFで走行し、ガソリンの消費を抑える機構も搭載しています。

街中でも気持ちよく走れる乗り心地
排気音もどことなく上品

audi

 イグニッションを押すと心地よいエンジンサウンドとに、メーターパネルにはAudi Sportのロゴが表示。ゆみちぃ部長は、思わず身構えてしまいました。

audi

 まずはAUTOモードで走行。1500rpmあたりでシフトアップするためか、排気音が低く轟く以外、上質なセダンそのもの。乗り心地も柔らかですし、ステアリングも軽め。シフト時にクルマがガクガクすることもなく「普通のクルマ」そのもの。

 実に扱いやすく、最初は身構えたゆみちぃ部長でしたが、リラックスモードで街を流します。この扱いやすさ、運転のしやすさは、ドイツ御三家の中でアウディが最もラク。ドアも気密性がシッカリありながらも、軽い動作で閉まるのもアウディの特質で、女性人気が高いのもうなづけます。

audi

 SPORTモードにしてアクセルを踏み、4000rpm以上回すと直列5気筒ターボが覚醒! 独特の図太いサウンドを奏でながら、滑らかに回り、爆発的な加速を慣行。なるほど、BMWの6気筒と、シビック TYPE Rの4気筒の良いところを合わせたかのような独特のエンジンフィール。トルクフルで一気に回る、なるほどコレが5気筒の魅力なのか!

 車の動きは実に機敏にしてカジュアル。ドライバーがハンドルを曲げるだけで、ガンガン曲がっていきます。また高速道路での安定性も高いのも美質。

「運転しやすいですね」と、ことあるごとに褒めるゆみちぃ部長。この運転のしやすさや、疲労感の少なさが、ラリーで最も重要なポイントなのかもしれませんし、それがアウディがWRCや世界耐久選手権(WEC)などで輝かしい成績を納めた理由かもしれません。

audi

 スポーツグレードが苦手というゆみちぃ部長ですが、アウディ RS3を気に入られた様子。それは押しつけがましいスポーツさではなく、上品さと理性があったからなのだそう。「アウディスポーツ、いいですね」。取材後、ゆみちぃ部長はRS3との別れを惜しんでいるようでした。

audi

■関連サイト

寺坂ユミ(てらさかゆみ)プロフィール

 1月29日愛知県名古屋市生まれ。趣味は映画鑑賞。志倉千代丸と桃井はるこがプロデュースする学院型ガールズ・ボーカルユニット「純情のアフィリア」に10期生として加入。また「カードファイト!! ヴァンガード」の大規模大会におけるアシスタント「VANGIRLS」としても活躍する。こだわりが強く、興味を抱くとのめりこむタイプであることから、当連載でお気に入りの1台を探す予定。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事