Insta360はライカレンズ搭載のアクションカメラ「Insta360 Ace Pro2」を発売した。「Insta360 Ace / Ace Pro」の後継モデルで、イメージセンサーの向上とともに画像処理エンジンもデュアルAIチップを搭載し、8K30fpsのムービー撮影が可能となっている。
撮像素子に処理エンジンを強化
ディスプレーも高精細&高輝度に
前モデルのProでは最高で8K24fpsまでだった動画撮影機能は8K30fpsに向上、最大 アクティブHDR動画解像度も4K30fpsから4K60fpsに向上。動画ビットレートも170Mbpsから180Mbpsに高画質化し、I-Log録画も可能になった。撮像素子は1/1.3型8Kセンサーと変わらないが、4800万画素から5000万画素にアップグレードし、レンズFOVは151度(フルサイズ換算16mm)から157度(同13mm)へ若干広角になっている。また、低照度画質も、AIノイズリダクションと明るさの改善により向上している。
ISOは100-6400、シャッター速度は写真では1/8000~120秒、動画では1/8000~フレームレートの逆数となる。
静止画撮影も最高8064×6048から8192×6144ドットへと向上。WEBカメラモードが新設され、生放送やテレビ会議での利用もできる。
撮影モードは動画(カメラ内アクティブHDR)、FreeFrame動画、PureVideo、スローモーション、タイムラプス、タイムシフト、スターラプス、ループ録画、ダッシュカム、プリ録画と搭載。静止画では写真、HDR写真、インターバル撮影、バースト写真、スターラプスがある。
レンズガードが着脱式となり、防水性能はProの水深10mから12mに向上。新たに着脱式ウインドガードを装備してノイズを抑制する。
内蔵バッテリーも1650mAhから1800mAhに増加し、連続撮影時間は100分から112分(4K30fps)、180分(1080p 24fps)に向上している。充電時間は47分(30W急速充電アダプター使用時)、75分(5V/3A)だ。
フリップ型のタッチスクリーンも高輝度高解像度となり、2.4インチ、192PPI、850ニトから、2.5インチ、329 PPI、900ニトになった。
インターフェースはUSB3.0のType-Cで、無線はWi-Fi6とBluetooth5.2を内蔵。ボディサイズは約72×52×38mmでほぼ変わらず、重量は179.8gから177.2gへと若干軽くなっている。
通常版はウインドガード、バッテリー、標準マウント、マイクキャップ、USB Type-Cケーブルが付属で6万4800円。バッテリーがもう1個付属する「デュアルバッテリーキット」は6万7800円。
さらに、マイクロSDカードや自撮り棒が付いた「スターターキット」は7万4100円、バッテリー計3個にマルチマウント、クイックリリースマウントや万能フレームが付いた「究極キット」は10万3700円で、ほかにも、目的別の「サイクルキット」や「バイク撮影キット」、「潜水キット」、「ウィンターキット」などが設定されている。
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