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Core Ultra 200SでPCを組むならUSBを23ポート備えたASRockの「Z890 LiveMixer WiFi」がいいぞ! 配信者やクリエイターは必見

2024年10月25日 00時01分更新

 NPUを統合したインテルのデスクトップ向けプロセッサー「Core Ultra 200S」シリーズがついに発売された。初回入荷数が少ないとあって、最上位のCore Ultra 9 285Kだけでなく、Core Ultra 7やCore Ultra 5が売り切れたショップもある。様子見のユーザーも多いが、次世代インテルCPUの期待度はまずまずといった感じになっている。

 同時に新CPUソケットのLGA1851に対応するマザーボードも各社から登場し、販売解禁日には30~50モデルが一挙に店頭に並ぶことに。いつも目を引くモデルをラインアップしているASRockは、Z890チップセットを採用した16モデルを展開。国内では13モデルが順次販売予定になっている。

ハイエンドシリーズのTaichi。Z890チップセットでは、4モデルをラインアップ

人気のあるSteel Legendの「Z890 Steel Legend WiFi」 は、 基板も白色に。 さらにPro RSシリーズでは黒基板のほかに白基板の「Z890 Pro RS WiFi White」 も選択できる

 多くの魅力あるモデルを用意するASRock Z890マザーボードのなかから、今回手にしたのは、23個のUSBポートを有する配信者向けの「Z890 LiveMixer WiFi」だ。

塗料をブチ撒けたような斬新なデザインで人気を博した前モデルと比べると、かなりおとなしいデザインになった「Z890 LiveMixer WiFi」

電源回路のヒートシンクなどは、シルバー&グレーカラーのシックなデザインを採用

ペイント風のLiveMixerロゴや、パープルカラーの入ったパッケージなど、前モデルのイメージも残っている

 USBポート数は前モデルと同じく計23ポートと、その変態じみた拡張性は健在となっているが、うち2ポートは最大40Gbpsの帯域幅を使えるThunderbolt 4/USB 4.0 Type-Cポートに進化しているのがポイントだろう。

 USBポートの内訳は、リアインターフェースにUSB Type-Aポートを12ポート、PCケースフロント向けに計9ポート(USB 2.0×4、USB 3.2 Gen1×4、USB 3.2 Gen2x2 Type-C×1)と、配信デバイスやゲーミングデバイスの拡張に困ることはないポート数となっている。

リアインターフェースには、Thunderbolt 4 Type-Cポートを含め、計14ポートのUSBポートを備えている

Thunderbolt 4 Type-Cを2ポート装備。動画クリエイターなど、仕事の大事なデータの万が一に備えられるRAIDに対応する外付けストレージにもおすすめ

 さらにリアのUSBポートの一部は、+12Vから5Vに変換してUSBポートに供給することで、通常より電圧降下を抑えてUSBデバイスの安定性を高める「ULTRA USB POWER」と、高ポーリングレートのゲーミングマウスなどを安定動作させる「LIGHTNING GAMING Ports」に対応と、しっかりとLiveMixerの血を受け継いでいる。

キャプチャーなど、安定して使いたいUSBデバイスに最適な「ULTRA USB POWER」ポートなどを装備する

最新世代の無線LAN規格となるWi-Fi 7も搭載する

Wi-Fi 7カードには、SMAケーブルの不慮の脱落を防止するためのカバーが取り付けられている

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