週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

2024年10月9日~15日にX/Twitterで注目された「PC・スマホ・ネット」ワードをチェック

生成AIで声優は商売あがったり!? アニメーターの給料を上げないと配信取り下げ?

2024年10月23日 18時00分更新

Netflixで「らんま1/2」配信開始! 10月6日より毎週日曜日見放題独占で最新エピソード配信

ネトフリ、カクヨム、アベマがベスト3!

 国内エンターテインメントに関連するX/Twitterの全ポスト(ツイート)データから、せきゅラボが注目する流行ワードをランキング形式で紹介します。今回は2024年10月9日から15日までのポストデータをもとに、「PC・スマホ・ネット」の注目ワードを大公開!

せきゅラボ注目の「PC・スマホ・ネット」関連ワード 10/9~15
ワード ポスト(ツイート)数
1 Netflix 10万2133
2 カクヨム 7万5998
3 ABEMA 6万3533
4 Amazonプライム・ビデオ 5万3682
5 生成AI 5万3637
6 少年ジャンプ+ 5万247
7 小説家になろう 4万9247
8 luup 4万7685
9 Spotify 4万3624
10 dアニメストア 3万458

音声ディープフェイクへの対抗策は?

 1位はNetflix。いつも通り、「らんま1/2」をはじめとする新番組の配信情報が注目を集めていましたが、実は今回最もRPを稼いだ投稿は、“このままだとNetflixなどの海外配信勢が日本アニメ業界の労働環境を理由にアニメ配信を取り下げるだろう”という主旨の記事を扱ったものでした。

 注目は5位生成AI。人気声優26名が出演した警鐘動画が公開され、話題となりました。AI技術を使うことで、数十秒の肉声さえあればほぼ自在に声色をコピーする技術が存在する現在、権利関係の議論は一層激しさを増すでしょう。

 いわゆるオレオレ詐欺の道具として悪用されるのも時間の問題で、音声ディープフェイク検知技術「McAfee Deepfake Detector」のような対抗策の一刻も早い製品化が待たれます。

声優たちが声の無断コピーにNO!

 1位は「Netflix」。10月12日より、TBS系金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」が配信中。また、高橋留美子原作の人気アニメ「らんま1/2」のリブート版がテレビ地上波放送後、Netflixにて独占配信されることにも注目が集まっています。そのほか、アニメーターの労働環境を端緒として“NetflixやAmazonなど海外の動画配信サービスから国内アニメがパージされる可能性”を語る記事が拡散され話題となりましたが、労働環境を理由として配信を取り下げる用意があるというコメントを取ったわけではないようで、単なる憶測ではという声も。

 2位は「カクヨム」。10月31日まで「カクヨムU24杯」として24歳以下の作家限定による公式自主企画を開催中。

 3位は「ABEMA」。10月13日より放送中のTVアニメ「魔王 2099」内にて、ホロライブ所属の小悪魔VTuber・常闇トワさんが出演し、話題に。今後も登場予定とのこと。dアニメおよびABEMAにて配信中。

 4位「Amazonプライム・ビデオ」。10月25日より配信開始のドラマ版「龍が如く ~Beyond the Game~」のインタビュー動画が公開され注目を集めました。

 5位は「生成AI」。人気声優26名が「NOMORE無断生成AI」と語る動画が公開。Xではクリエイターや表現者の権利を侵害するような生成AIの使用について、さまざまな議論が繰り広げられています。この投稿には、3.4万いいね、1.9万RPが付きました。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事