Xは10月17日、同サービスの利用規約を2024年11月15日より変更すると発表した。その流れで、「ゲームのスクショ」がトレンド入りする事態となっている。
注目されているのは、利用規約第3項「3.本サービス上のコンテンツ」の下にある「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」という部分だ。
詳細は利用規約を読んでもらいたいが、ユーザーが投稿した情報を分析し、機械学習および人工知能モデル(AI)への使用やトレーニングに使うことに同意するという内容がある。
この内容をもとに、自分で描いたイラストや文章、写真などはもとより、プレイして撮影したゲームのスクリーンショット(画像)がAI学習に利用されることが懸念されているようだ。
もともとX(旧Twitter)にはゲームの画像などを投稿して楽しむ文化があったが、権利的にはややグレーな部分があったことも事実。AI学習に「NO」というスタンスのゲームメーカーなら、今後ゲームのガイドラインなどに「SNSへの画像投稿」に関する制限を追加する動きも出てくるかもしれない。
ゲームメーカーを含む権利者がこれに対しどうアクションを取るのか、引き続き注目していきたい。
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