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推しフィギュアを飾れる! ピラーレスPCケースのニューフェースGeometric Future「Model 5」は良いぞ

2024年10月15日 13時00分更新

裏面配線の難易度はちょっと高いかも

 電源ユニット選びや、配線の難易度などに影響する裏面スペースなども見ていこう。まずModel 5の特徴でもある前面側面にある電源ユニットチャンバーだが、デザイン的に搭載サイズに制限が出る。フルモジュラータイプのケーブルコネクター部分やケーブルの取り回しなどを考慮すると、電源ユニット自体の奥行きは、標準的な140mmまたは150mmのモデルを選びたいところだ。

裏面。電源ユニットスペースが独特なため、配線スペースは広いとは言えない。無造作にケーブルを配線することはできないだろう

電源ユニットチャンバー。長さ160mmまでの電源ユニットに対応している

2.3/3.5インチストレージベイ。裏面配線スペースにあるので、増設は難しいかも

標準でビデオカードステーを装備している

電源ユニットチャンバーの下部にあるステーは取り外すことで、マザーボードやビデオカードへ風を送るファンステーとしても使用可能だ

拡張スロット部は簡単に取り外せる

ビデオカードの縦置きにも対応できる

実際に組み上げていこう

 10基の120mmファンをはじめ、標準的なラジエーター厚となる27mmよりも厚くなる38mm厚ラジエーターを採用するARCTIC製水冷ユニット「Liquid Freezer II 360」や、GeForce RTX 4090搭載のビデオカード「GeForce RTX 4090 GameRock OC」などで組んでみた。

38mm厚ラジエーターで放熱効果を高めているARCTICオールインワン水冷ユニットを組み合わせ

36mm厚ラジエーターも、マザーボードなどと干渉することなく搭載できた

ハイエンドのGeForce RTX 4090ビデオカードを用意した

 組み合わせるファンは悩んだが、せっかくのNVIDIAコラボモデルなので、ド派手に光らせる方向は避け、フレーム部が発光するGeometric Future「Squama 2503」シリーズを用意した。アドレサブルRGB LED対応のPWMファンでブラックとホワイトカラーをラインアップ。そのうえ、従来と逆方向に風を送る反転モデルの「Squama 2503R」もあるのだ。

 吸排気ともに、ファンブレード側を見せながら取り付けできるのは、ピーラーレスPCケースで組む際にかなり重要なポイントだ。ここでは下面と前面側面用の4基に反転モデルを使った。

 「Squama 2503」シリーズは、独自のアドレサブルRGB LEDコネクタとPWMコネクターを備え、デイジーチェーンで連結できるようになっている。付属しているアドレサブルRGB 3ピンヘッダーへの変換ケーブルでマザーボードに接続でき、LEDを制御できる。

ファンフレーム部が発光する120mm径ファン「Squama 2503」シリーズ

ケーブルは短く、デイジーチェーンで連結できるようになっている

下面×3基と前面側面×1に反転モデルの「Squama 2503R」を取り付けた。ファンブレードが、ケース内側を向いているが、反転モデルなので吸気となる

背面には排気として1基搭載

3基のラジエーターファンも「Squama 2503」に換装して、統一感を出している

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