裏面配線の難易度はちょっと高いかも
電源ユニット選びや、配線の難易度などに影響する裏面スペースなども見ていこう。まずModel 5の特徴でもある前面側面にある電源ユニットチャンバーだが、デザイン的に搭載サイズに制限が出る。フルモジュラータイプのケーブルコネクター部分やケーブルの取り回しなどを考慮すると、電源ユニット自体の奥行きは、標準的な140mmまたは150mmのモデルを選びたいところだ。
実際に組み上げていこう
10基の120mmファンをはじめ、標準的なラジエーター厚となる27mmよりも厚くなる38mm厚ラジエーターを採用するARCTIC製水冷ユニット「Liquid Freezer II 360」や、GeForce RTX 4090搭載のビデオカード「GeForce RTX 4090 GameRock OC」などで組んでみた。
組み合わせるファンは悩んだが、せっかくのNVIDIAコラボモデルなので、ド派手に光らせる方向は避け、フレーム部が発光するGeometric Future「Squama 2503」シリーズを用意した。アドレサブルRGB LED対応のPWMファンでブラックとホワイトカラーをラインアップ。そのうえ、従来と逆方向に風を送る反転モデルの「Squama 2503R」もあるのだ。
吸排気ともに、ファンブレード側を見せながら取り付けできるのは、ピーラーレスPCケースで組む際にかなり重要なポイントだ。ここでは下面と前面側面用の4基に反転モデルを使った。
「Squama 2503」シリーズは、独自のアドレサブルRGB LEDコネクタとPWMコネクターを備え、デイジーチェーンで連結できるようになっている。付属しているアドレサブルRGB 3ピンヘッダーへの変換ケーブルでマザーボードに接続でき、LEDを制御できる。
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