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推しフィギュアを飾れる! ピラーレスPCケースのニューフェースGeometric Future「Model 5」は良いぞ

2024年10月15日 13時00分更新

 PCケース前面の支柱を取り除くことで、視界を遮ることなくPC内部を見渡せるようになっているピラーレスPCケース。各種パーツの色やデザインを統一したコーディネートや、RGB LEDファンでのイルミネーションが最も映えるとあって、すっかりPC自作の目的のひとつとなっている。

 前面と左側面にガラスパネルを採用しながら、7000円前後の手ごろな価格を実現する製品など、続々とピラーレスデザインを採用したPCケースが登場、あっとう間にPCケースの定番の地位についている。

 そんな数あるピラーレスPCケースのなかから、「お!これは!」とひと目惚れしたのが、元In Winのデザイナーが設立したGeometric Future社から発売されたピラーレスミドルタワーPCケース「Model 5」になる。

Geometric FutureピラーレスミドルタワーPCケース「Model 5」。店頭価格は1万4500円前後

 「Model 5」は、ケース前面と左側面に強化ガラスを採用したミドルタワーPCケース。デザインは、オーソドックスと言えるが、コンパクトな外観ながら、構成を選ばない高い自由度を備えているのが特徴だ。とくにエアフローシステムは強力で、下面から上方向へ風の流れを生み出し、高冷却を実現している。

 そのほかにも、ケース前面部にフィギュアなどを飾れるプレートを装備していたり、最大10基ものファンを好みで構成できたり、標準でビデオカードの垂直配置に対応する(別途ライザーケーブルが必要)など、「Model 5」は惹かれるポイントが満載となっている。

 本稿ではトピックのひとつであるNVIDIAグリーンを採用している「Model 5 GF-M5-NV-Edition」で1台組んでみたので、組み立てのポイントとともに、その魅力をお伝えしていこう。

「Model 5 GF-M5-NV-Edition」。随所が、NVIDIAのグリーンカラーになっている

「Model 5」の特徴のひとつであるケース前面の側面側にある電源ユニットチャンバー。下部のプレートにお気に入りのフィギュアなどを飾れる

下面側はスタンド部とボトムのダストフィルター部がNVIDIAグリーンになっている。スタンド前面には、「GEOMETRIC FUTURE」のロゴが入っている

右側面パネルがメッシュ仕様になっているのも特徴だ

「Model 5 GF-M5-NV-Edition」では、NVIDIAグリーンのラインが入ったデザインになっているのも良い感じだ

 「Model 5」のスペックは下記の通りで、最大420mmサイズのラジエーターのほか、最大10基の120mm径ファン、カード長460mm、幅180mmまでのビデオカード、全高180mmのCPUクーラーなどを組み込める。カラバリは、ブラック、NVIDIAグリーンのほか、ホワイト、ブラック/イエローモデルを用意している。

スペック表
サイズ 242(W)×480(D)×440(H)mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/Micro ATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×2または2.5インチ×2
対応電源ユニット ATX 160mm※フルモジュラータイプ推奨
ビデオカード 横置き:長さ460mm、幅180mm、縦置き:長さ460mm、幅160mm
CPUクーラー 全高180mm以下
ファン 上面:120mm/140mm×3、背面:120mm/140mm×1
前面右側面:120mm/140mm/160mm×1
マザーボード裏面:120mm×2、下面:120mm/140mm×3
ラジエーター 上面:360mm/420mm×1、背面:120mm×1
ボトム:360mm×1※拡張スロットを2スロット占有
拡張スロット数 7スロット
フロントインターフェース USB 3.0Type-A×2、USB Type-C×1、オーディオ端子×1

真っ白な「GF-M5-WT」もある。同製品でホワイトコーディネートで組んだ例は別記事にある

電源ユニットチャンバーなどがイエローカラーになっている「GF-M5-BK」

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