OSDはロールキーで操作、FreeSyncもサポート
OSDは本体背面のロールキーの押し込みと回転で操作。画面設定プリセットのいわゆる“ピクチャーモード”は少しわかりにくいが、「輝度」メニューの「ECO」から変更できる。プリセットは「スタンダード」「RTS」「FPS」「テキスト」「映画」「ゲーム」の6つ。「スタンダード」は明るさやBLACK LEVEL、コントラストなどの調整幅を1刻みで変えられる。なお、同メニューからは画面のシャープネスも操作できる。
色設定メニューからは、「ユーザー設定」「暖色」「冷色」の3パターンで色温度を調整できる。「暖色」と「冷色」は項目を選択するだけのプリセットだが、「ユーザー設定」は赤・緑・青それぞれの色の値を0~100まで、1刻みの変更が可能だ。
同メニューからは「LOW BLUE LIGHT」設定も可能だが、ブルーライトは軽減するほど画面の青みが減り、赤っぽい映像表示になってしまう。ほどほどの設定にしておこう。
まとめ:18.5型・120Hzという個性はゲームも仕事も◎
JN-MD-185IPS120FHDRの魅力はやはり、モバイルディスプレーには珍しい120Hzのハイリフレッシュレートにある。近年増えつつある、13型クラスのモバイルゲーミングノートPCとの相性は抜群だろう。もちろん、応答速度は高くないので、そこで勝敗が分かれるようなタイトルはやや厳しいが、その他のゲームなら出先でも濃いゲーム体験ができるはずだ。
モバイルノートPCのサブディスプレーとして運用してもいい。18.5型という大きさは非常に見やすく、出先でも仕事の生産性を下げずに作業できる。家で使っても、このサイズならサブディスプレーとして有用だろう。
直販価格は4万2980円だが、ネットでは4万円切りで売っているショップもある。スペックのレア度を考慮すれば、決して高価すぎることはない。ゲームでも便利に使える大型モバイルディスプレーを探している方ならぜひ。
JN-MD-185IPS120FHDRの主なスペック | |
---|---|
パネル | 18.5型IPS(ADS、非光沢) |
解像度 (アスペクト比) |
1920×1080ドット(16:9) |
表示色 | 1677万色(sRGB:97%) |
輝度 | 250cd/m2 |
コントラスト比 | 1000:1 |
視野角 | 178度(水平)/178度(垂直) |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
応答速度 | 14ms(GtoG) |
インターフェース | Mini HDMI(HDMI 2.0)、USB Type-C(USB 3.1)×2、オーディオ出力ほか |
スピーカー | - |
チルト | - |
高さ調節 | - |
スイーベル | - |
ピボット | - |
サイズ/重量 | 約426(W)×18(D)×254(H)mm/約1.1Kg |
その他 | AMD FreeSync、HDR10、VESAマウント(75×75mm) |
直販価格 | 4万2980円 |
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