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【今月の自作PCレシピ】モンスターハンターワイルズが遊べる性能のゲーミングPC

2024年10月12日 13時01分更新

組みやすく静かに冷却するハイエンド空冷CPUクーラー

 16スレッドで動作するRyzen 7 7800X3Dの冷却には、「オールインワン水冷ユニットと比べて、取り付け工程が簡単な空冷タイプにしました」という寺崎さん。スムーズに取り付けできる定番のサイズ製CPUクーラーから、大型ヒートシンクとデュアルファンでRyzen 7 7800X3Dをしっかりと冷却できる「MUGEN 6 Black Edition」を選んでいる。

 今回のレシピは、PC内部を魅せるLEDギミックなどの要素は薄くなっているが、「MUGEN 6 Black Edition」は、その名の通りヒートシンクを含め黒色なので、同じく黒ベースの「TUF GAMING B650-E WIFI」との相性は抜群だ。

大型ヒートシンクとデュアルファンで構成されたハイエンドCPUクーラーのサイズ「MUGEN 6 Black Edition」

2基のファンでヒートシンクをサンドイッチする構造で、低い回転数(低騒音)でも風量を確保できる。高い冷却性能と静音性を実現できるのだ

同じデザインでRGB LEDファンモデルも選べる

 PCケースには、同店オリジナルBTO PCのarkhiveにも採用されているAntec「P20C」を選んだ。その組み立てやすさは、アークスタッフのお墨付きと言える。ここでは、サイドパネルが強化ガラスで前面に3基の吸気ファンを標準装備する「P20C」を選んでいるが、サイドパネルが通常(ソリッド)タイプで静音性アップを期待できる「P20CE」(店頭1万980円)や、標準装備の3基のファンが発光ファンになっている「P20C ARGB」(店頭価格1万2980円)を選べる。好みに合わせて変更しよう。

シンプルなデザインだが、前面パネルは風の通りが良い構造で、多くの風をPC内に取り込める

多くのケーブルホールを備えるなど、組みやすい構造で、ビデオカードを支えるステーも装備されている

LEDイルミネーションを楽しみたい人は、「P20C ARGB」がおすすめだ

PCケースの背面に排気ファンを追加している。吸排気のバランスを整えることで、冷却効果がアップする

 電源ユニットは定番人気となっているMSI「MAG AGL PCIE5」シリーズの容量750Wを選んでいる。必要なケーブルのみ接続すれば良いフルモジュラータイプで、ケーブルにはケース裏面でまとめやすいフラットケーブルを採用している。さらにGeForce RTX 40シリーズの多くで採用されている補助電源の12VHPWR(12V-2x6)に対応している。変換ケーブルを使わずに、直接ビデオカードに接続できる。組み立て時に悩むことなく、進められるだろう。

容量750WのMSI「MAG A750GL PCIE5」。変換効率を示す80PLUS認証は、標準的な80PLUS GOLDを取得

必要なケーブルのみ接続して使用するフルモジュラー設計を採用している

GeForce RTX 40シリーズのハイエンドモデルで採用されている12VHPWR(12V-2x6)コネクターに対応している

【取材協力】

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