「MX CREATIVE CONSOLE」登場、ボタン・ダイヤル・ローラーで作業効率アップ!
ロジクールの左手デバイスで作業効率を改善! Adobeや普段使いのショートカットを簡単登録
軽くも重くもない「MX CREATIVE DIALPAD」の絶妙なダイヤルとローラー
「MX CREATIVE DIALPAD」はMX CREATIVE KEYPADと違い、機能の呼び出しよりも操作性の向上を狙ったパッド。4つのカスタマイズ可能なボタンと、ダイヤル、ローラーを備えているのが特徴だ。
デフォルトで機能は割り当てられているものの、カスタマイズが可能。とはいえ、左上のボタンはアンドゥ/リドゥ、左下はエスケープ、右下はアクションリングとなっているので、そのまま使うだけでも便利さは十分感じられるだろう。
なお、アクションリングというのは、ボタンを押すと8つのボタンが円上に表示され、各機能へとアクセスできるというもの。ソフトウェア的なショートカットキーだ。
もちろん、このアクションリングもカスタマイズ可能。頻繁に切り替えて使うようなツールを登録しておけば、MX CREATIVE KEYPADまで手を伸ばさずに呼び出せるという点で優れている。
MX CREATIVE DIALPADの最大の特徴は、大きなダイヤルとローラーだろう。どちらも回すのに程よい重さがあり、空回りする感じがしないのがいいところ。これにより、ボリュームのように数値を段階的に動かすパラメーターを調整する、といったことがやりやすくなっている。
標準ではダイヤルにボリューム、ローラーにはスクロールが割り当てられているが、もちろん変更可能。アクション名の右に「回転アクション」マークがあるものが登録できる。
この回転アクションは「ダイヤル調整」というアクションを使うことで、自分で作ることが可能。回転方向ごとにショートカットキーを割り当てれば、より多くの動きを実現できるだろう。
プロファイルやプラグインで設定しやすいのがいい!
左手デバイスは操作性が上がり、効率よく作業ができるようになるのがメリット。頻繁なポインター操作で作業が中断されがちだという人や、ショートカットキーの押し間違いが多い、もしくは、ショートカットキーが覚えられないという人には、かなり強い味方になってくれる。
とくにMX CREATIVE CONSOLEは、ひと目でどのキーに何の機能が割り当てられているのかわかることや、ダイヤルやローラーで微調整がしやすいという、操作性の高さが◎。また、プロファイルやプラグインを使うことで、簡単にアクションを変更できるというカスタマイズ性の高さも魅力だ。
過去に左手デバイスを試し、設定が難しくてつまづいた経験がある人もいるだろう。結局デフォルトに近い設定でしか使えず、あまり便利に感じなかった……という意見は少数ではないはずだ。
MX CREATIVE CONSOLEは、今までの左手デバイスではしっくりこなかった人にこそ試してもらいたい製品だ。
なお、価格は税込3万2780円と少々高め。ただし、Adobe Creative Cloudコンプリートプランが3か月分(2万3340円相当)付属するため、実質価格はかなり下がる。気軽に試せる価格ではないが、それだけの価値はある。
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