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長距離無線通信のLoRaに対応したBlackBerryっぽい通信端末

2024年10月04日 10時00分更新

 長距離無線通信技術でセンサーのデータなどを送受信できる、LILYGOブランドのポケットPC「T-Deck Plus」のサンプルがShigezoneに入荷している。10月中旬に発売予定とのことで、価格は1万3900円だ。

長距離無線通信のLoRaが利用できる小型端末。見た目はほぼBlackBerryだ

 4Gや5Gのようなモバイル通信ではなく、長距離無線通信技術のLoRaでデータを送受信できる通信端末。往年のBlackBerryのような、物理キーボードを備えたデザインも特徴だ。

 LoRaは音声データや画像ではなく、主にIoTデバイスのセンサーデータなどを送受信するための低消費電力な長距離通信技術。通信距離は見通しで最大20km程度とされ、モバイル通信網がない場所でも使用可能。端末を中継してさらに別の端末にデータを送ることもできる。

主にセンサーなどと接続し、データを受け取ることを想定している

側面にはmicroSDスロットやType-Cポートも備えている

 2.8型液晶を搭載し、MCUはデュアルコアのESP32-S3FN16R8、メモリー8MB、16MBフラッシュ、バッテリー、GPSモジュールなどを内蔵。2.4GHz Wi-FiおよびBluetooth LEにも対応している。

【取材協力】

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