スタンダードモデルの「HUAWEI WATCH GT 5」は
3万円台からでワークアウトや健康管理機能が強化 頑丈度もアップ
続いてはスタンダードモデルの「HUAWEI WATCH GT 5」。
こちらもゴルフウォッチ級のゴルフ機能が売りの製品だが、機能自体は前モデルの「HUAWEI WATCH GT 4」と近い内容で、テクノクラフトとの協業によるデータを活用。3Dコース表示には非対応で、ハザードの距離やグリーンの傾斜と方向といった部分でGT 5 Proとは機能差がある。
一方で、ヒマワリ型アンテナによる高精度な位置情報取得、ワークアウト中のウォッチ画面でのフルカラーマップの表示、ウォッチ単体でのランニングフォーム分析などの機能は上位モデルと同様。
健康管理機能でもHUAWEI TruSenseシステムの搭載で、あらたに「情緒測定」に対応している。
ハードウェア面では防護塗装により、前モデルから約200%耐摩耗性が向上。また、防水防塵では前モデルの5ATMから、高温・高圧水にも対応したIP69Kに進歩している(GT5 Proも同様)。
ラインアップと価格は、46mmタイプのブラック(フルオロエラストマーベルト)が3万3880円、ブルー(表面に立体織物加工を施したフルオロエラストマーベルト)とブラウン(レザー)が3万6080円、41mmタイプのブルー(フルオロエラストマー)が3万3880円、ホワイト(レザー)が3万6080円。
究極のダイビング機能に、さらにゴルフ機能でも最上級
「HUAWEI WATCH Ultimate」のグリーンが追加
最後に「HUAWEI WATCH Ultimate」。こちらは前年に登場したモデルと基本的には同等だが、大自然にインスピレーションを得たという新色グリーンが追加された。価格は14万1680円。標準のチタニウムベルトのほか、ダイビングに適した水素化ニトリルゴムベルト、ゴルフなどのアウトドアアクティビティで便利なコンポジットウーブンベルトの2つが同梱される。
HUAWEI WATCH Ultimateは、プロレベルとも言える100mのスキューバダイビングに対応する究極のアウトドアスマートウォッチとして知られていたが、新色でももちろんその特徴は継続。
さらにGT5 Proと比べてもさらに高機能なゴルフ機能、フルカラーマップ表示にも新たに対応するなど、“究極”の名にふさわしいないようになっている。
ゴルフ機能については、GT 5 Proと共通点も多くありつつ、さらに傾斜を考慮して、実際に打つべき距離を計算して表示する機能、1本前のショットの飛距離を表示する機能、これまでのショットのデータからプレイ内容を分析して、オススメのクラブを提案してくれる機能が加わっている。
なお、これらの新機能はすでに販売中のブルー/ブラックの両モデルにおいても、今後のソフトウェアアップデートで実装される予定だ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう