ファーウェイ・ジャパンは、同社スマートウォッチの主力モデル「HUAWEI WATCH GT」シリーズの新製品として、「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」「HUAWEI WATCH GT 5」の2製品を発表した。
また、水深100mのダイビングにも対応した最上位モデル「HUAWEI WATCH Ultimate」には新色グリーンおよびゴルフ機能などを追加した。いずれも10月9日の発売。
上位モデルの「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」はゴルフ機能が強化
待望のグリーン手前/奥までの距離もわかるように
まずは、「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」から。3以来のProモデルの登場だが、ディスプレー部にサファイアガラスを採用、ケース部分には46mmタイプでチタン、42mmタイプでセラミックを採用するなど、プレミアム素材を用いたデザインが特徴。機能面でも、GT 5と比べて、特にゴルフ機能でより強化されている。
そのゴルフ機能については、HUAWEI WATCH GT 4からさらに大幅にアップグレード。国内のゴルフコースの99%以上となる2300以上のゴルフ場でマップが利用可能。マップデータも変更され、3D表示に対応した。さらにイギリス、フランス、シンガポール、タイなど海外10ヵ国のコースでも利用できる。
バンカーや池などの各ハザードの手前と中心、奥のそれぞれの距離が一目でわかるほか、グリーンの方向と距離がコンパス画面で一目でチェック可能。また、従来はセンターのみだったグリーンまでの距離が、フロント/バックエッジでの距離もわかるように。さらに傾斜もヒートマップで見られるなど、アプローチショットでの利便性が大幅に増している。
ヒマワリ型アンテナでより正確な位置測定が可能に
ウォッチ単体でフルカラーのマップ表示も
ハードウェア面での進化では、ヒマワリ型アンテナシステムを搭載。手首に着けたウォッチがどの方向に向いていた場合でも、正確に位置測定が可能とする。
ゴルフ以外のアクティビティでは、水深40mのフリーリビングに対応。また、ワークアウト中にフルカラーでのマップ表示が可能なので、自分の位置や走ってきたルートが確認しやすい。さらにウォッチ単体でのランニングフォーム分析に対応した。
等高線マップについては、あらかじめスマホ用アプリからダウンロードしておくことで、オフラインでの利用も可能に。登山やトレランでの本格的な活用にも対応する。
健康モニタリングでは「情緒」の測定機能を追加
睡眠中の呼吸乱れ検知機能も
健康管理機能では、各種モニタリング技術を統合した「HUAWEI TruSenseシステム」を搭載。心拍数、血中酸素レベル、睡眠、ストレスに加えて、新たに「情緒」の測定に対応。「不快」な状態が続いている場合は、リラックスを促してくれる。また、睡眠中の呼吸乱れ検知機能も搭載している。
機能は強化されたものの通常利用で約2週間のバッテリー持ち(46mmタイプの場合)はこれまでと変わらず。46mmタイプのブラック(フルオロエラストマーベルト)は4万8180円、チタニウム(チタニウムベルト)は6万5780円、42mmタイプのホワイト(フルオロエラストマーベルト)は6万5780円、セラミック(セラミックベルト)は8万7780円。
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