週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ソフトバンク、石川県の一部エリアで 有線給電ドローン無線中継システムを運用

2024年09月30日 18時00分更新

 ソフトバンクは、大雨で大きな被害を受けた石川県のネットワーク復旧に向けた取り組みとして、石川県輪島市門前町の一部エリアにて「有線給電ドローン無線中継システム」を今日30日から運用を開始した。

 有線給電ドローン無線中継システムは、上空を停留飛行するドローンから通信サービスを提供することで、半径数kmのサービスエリアを確保できるソリューション。地上に設置した無線中継装置(親機)と、ドローンに搭載した無線中継装置(子機)で構成されており、親機と子機間の通信はRoF(Radio on Fiber)技術を用いた光ファイバーで行なう。

 親機に接続した基地局無線装置とモバイルネットワークの接続は、基本的に衛星通信経由のため、基地局などの地上設備の被災の影響を受けずに、迅速に臨時のサービスエリアを構築できる。

 なお、今後も行政機関への申請および石川県の関係機関と連携して、有線給電ドローン無線中継システムを運用していくとのこと。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります