週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

「Sensitive information filter」搭載です

マイクロソフトがCopilot+PCの目玉機能「リコール」のセキュリティー新機能を発表

2024年09月28日 02時00分更新


 マイクロソフトは、Copilot+PCの目玉である「リコール」機能を10月から提供するにあたり、セキュリティー保護機能を明らかにした。

 リコール機能は、Copilot+PCにて、Windowsの作業画面を自動保存し、後から見返せる機能で、タイムラインをさかのぼることができる。

 内蔵するAIが、画面内容をインデックス化し、ユーザーのあいまいな検索ワードでもすぐに見つけられるというのが特徴だ。

 ただし、個人情報などのセキュリティーを確保するため機能を見直し、10月の提供となったもの。すでに、リコールを利用するには顔や指紋、PINを使ったWindows Hello 拡張サインイン・セキュリティ(ESS)が必須で、かつ、スナップショットや検索インデックスのデータベースは暗号化され、認証したユーザーにのみ復号化される条件が公開されていた。

 今回明らかになったのは「Sensitive information filter」で、パスワードやクレジットカード番号、社会保障番号などに加え、健康やフィナンシャルサイトなどは、キャプチャーしない。また、ユーザーがキャプチャーしないで欲しいアプリやWEBサイトを直接指定できる。

 リコール機能は、Windows Insiderプログラム参加者のCopilot+PC向けに、10月から順次リリースされる予定だ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります