マイクロソフトは、Copilot+PCの目玉である「リコール」機能を10月から提供するにあたり、セキュリティー保護機能を明らかにした。
リコール機能は、Copilot+PCにて、Windowsの作業画面を自動保存し、後から見返せる機能で、タイムラインをさかのぼることができる。
内蔵するAIが、画面内容をインデックス化し、ユーザーのあいまいな検索ワードでもすぐに見つけられるというのが特徴だ。
ただし、個人情報などのセキュリティーを確保するため機能を見直し、10月の提供となったもの。すでに、リコールを利用するには顔や指紋、PINを使ったWindows Hello 拡張サインイン・セキュリティ(ESS)が必須で、かつ、スナップショットや検索インデックスのデータベースは暗号化され、認証したユーザーにのみ復号化される条件が公開されていた。
今回明らかになったのは「Sensitive information filter」で、パスワードやクレジットカード番号、社会保障番号などに加え、健康やフィナンシャルサイトなどは、キャプチャーしない。また、ユーザーがキャプチャーしないで欲しいアプリやWEBサイトを直接指定できる。
リコール機能は、Windows Insiderプログラム参加者のCopilot+PC向けに、10月から順次リリースされる予定だ。
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