週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

JN-IPS315UHDR-C90W-HSPをレビュー

最大90WのUSB Type-C給電にKVM、昇降式スタンドも備える31.5型4K液晶が約6万円ってマジか!?

2024年10月05日 10時00分更新

文● 松野将太 編集●ジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

スピーカーは非搭載だが、KVMでマルチデバイス運用がはかどる

 本機はコストダウンからか、スピーカーがない。つまり、システム音や映像・音楽コンテンツのサウンドを聴きたい時は、別途スピーカーやイヤフォン、ヘッドフォンなどを接続する必要がある。

最大90WのUSB Type-C給電にKVM、昇降式スタンドも備える31.5型4K液晶が約6万円ってマジか!?

本体背面にはスピーカーの開口部らしきものあるのだが、公式スペックでは非搭載となっているので注意

 映像入力はHDMI 2.0、DisplayPort 1.4、USB Type-Cの3系統。いずれも最大解像度は4K、最大リフレッシュレートは60Hzなので、デバイスに合わせて利用しやすい端子を使用すれば問題ない。一方で、後述するKVMスイッチ機能を利用する場合は、一部使用すべきポートが決まっている。

最大90WのUSB Type-C給電にKVM、昇降式スタンドも備える31.5型4K液晶が約6万円ってマジか!?

USB Type-AとUSB Type-BはKVMスイッチ機能用

最大90WのUSB Type-C給電にKVM、昇降式スタンドも備える31.5型4K液晶が約6万円ってマジか!?

KVMスイッチ機能のイメージ図。ディスプレーにUSB Type-Aで接続したキーボードやマウスを2台のPCで使いまわせる

 KVMスイッチを利用する場合、上記イメージ図のようにまずディスプレーにキーボードとマウスをUSB Type-Aで接続する。その上で、USB Type-B to AケーブルとHDMI(またはDisplayPort)ケーブルを1台目のPCに接続する。

 もう1台のPCをUSB Type-Cケーブルでディスプレーに接続すると、2台のPC間でキーボードとマウスを共有できるようになる。自宅のデスクトップPCと仕事用のノートPCを都合によって使い分けたいユーザーにとっては、非常に魅力的な機能と言っていいだろう。

 JN-IPS315UHDR-C90W-HSPのUSB Type-Cは90W給電に対応しているので、対応ノートPC接続時はケーブル1本で映像出力と周辺機器接続、本体バッテリーの充電が可能となる。仕事から帰宅してノートPCを接続しておけば、そのまま利用できる上、いつのまにやら充電が完了している、なんて使い方ができるわけだ。

 ただし、付属のケーブルは電源ケーブルと映像出力用のHDMIケーブルのみ。USB Type-Cケーブルと、KVMスイッチを利用するために必要なUSB Type-B to Aケーブルは同梱していないので、別途用意しなければならない。

最大90WのUSB Type-C給電にKVM、昇降式スタンドも備える31.5型4K液晶が約6万円ってマジか!?

USB系のケーブルは付属しない

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう