最新のピラーレスケースで白色PCを組んでみた
「X870E AORUS PRO ICE」を使って、ホワイトコーディネートPCを1台組んでみた。コーディネートで大事なPCケースには、先日発売されたばかりのGeometric Future製PCケース「Model 5」をチョイスした。
フロントと左サイドに強化ガラスパネルを採用するピラーレスデザインのミドルタワーPCケースで、ケース内を流れる風はボトムから吸気して、トップから排出する設計になっている。さらに、右サイドパネルはメッシュ仕様になっており、120mmファンを最大10基搭載可能と高い風量、風流を実現可能になっている。
そのほか、ホワイトヒートシンクを装備したCrucialのDDR5-6000 32GBメモリーや、PCケースと同じGeometric Futureのオールインワン水冷ユニット「Eskimo Junior NEON 36W」などでコーディネートしてみた。
テスト環境 | |
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CPU | AMD「Ryzen 9 9900X」(12コア/24スレッド、最大5.60GHz) |
CPUクーラー | Geometric Future「Eskimo Junior NEON 36W」(簡易水冷、360mmラジエーター) |
マザーボード | GIGABYTE「X870E AORUS PRO ICE」(AMD X870E、ATX) |
メモリー | Crucial「CP2K16G60C36U5W」(16GB×2、DDR5-6000) |
ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER GDDR6X 16GB AMD Radeon Graphics(CPU内蔵) |
ストレージ | Western Digital「WD_Black SN850 NVMe WDS100T1X0E-00AFY0」(2TB、PCIe4.0×4 NVMe) Crucial「T705 2TB PCIe Gen5 NVMe M.2 SSD」(2TB、PCIe5.0×4 NVMe) |
PCケース | Geometric Future「Model 5 GF-M5-WT」(ピラーレスミドルタワー、ATX) |
電源ユニット | SuperFlower「LEADEX VII GOLD 1000W SF-1000F14XG」(1000W、80PLUS GOLD) |
OS | Microsoft「Windows 11 Home」(23H3) |
GIGABYTE”ICE”シリーズの魅力を再確認
各種パーツで組み上げたホワイトコーディネートPCがコレだ。LEDの光り方だけでなく、ウォータブロック側面のカラーが「X870E AORUS PRO ICE」とマッチするシルバーなのが良い「Eskimo Junior NEON 36W」や、従来ファンとは逆向きに吸排気するリバースモデルを搭載したことでの、統一感あるスタイルに満足度は100点満点だ。
今回のメインディッシュである「X870E AORUS PRO ICE」が備えているLEDギミックはリアインターフェースカバー部のAORUSロゴと、チップセットヒートシンク側面部のみと最小限になっている。だが、基板やコネクター類を含めて、ホワイト&シルバーカラーになっているため、ファンからの光で違った表情を出すのが良い感じだ。
また、今回組み合わせたGeometric Future「Model 5」は、前面の電源ユニット搭載スペースの下部に、1.2mm厚のスチールプレートを装備。ケースボトムからの吸気を効率良く、ビデオカードに導く役目を持っているが、フィギュアなどを飾るテーブルとしても使えるのだ。
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