有限会社糸井火工は、9月28日に福島県双葉町で大規模花火大会を開催する。同花火大会は、東日本大震災と福島第1原発事故による甚大な被害からの復興を記念し、福島煙火協会が主催するイベントだ。
双葉花火の最大の特徴は、そのスケールと独自のコンセプトだ。尺玉も含む約1万発の花火は、福島県内各地の花火師たちが協力して打ち上げる。また、音楽に合わせたミュージックスターマインや絵本「きぼうのとり」の朗読に合わせた特別な花火など、震災の歴史と共に未来への希望を描き出すプログラムが予定されている。
会場となるのは東日本大震災・原子力災害伝承館の裏広場で、全席有料席の観覧システムが導入される。これにより、観覧場所の確保や混雑の軽減、トイレ設備の提供など、快適な観覧環境が整えられるという。また、駐車場も用意され、シャトルバスでのアクセスも確保されている。
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