iPadで「ステージマネージャ」を使いこなす③
【活用提案】iPad+外部ディスプレーでさらに効率アップ! マルチディスプレー環境での「ステージマネージャ」が超便利
iPadと外部ディスプレー間でウィンドウを移動するテクニック
ステージマネージャの使い方自体は、iPadでも外部ディスプレーでも基本的に変わらない。iPadと外部ディスプレーのそれぞれに、作業領域と最近使ったアプリが表示されるので、それらを操作して作業すればいい。ただし、ディスプレー間でのウィンドウ移動については、いくつかの方法がある。
●ドラッグ操作で移動する
iPadのウィンドウを外部ディスプレーで表示させるには、「…」(マルチタスクボタン)をドラッグして移動させればいい。この方法で移動させると、移動先のウィンドウでグループ化される。
●マルチタスクメニューで移動させる
ドラッグ操作は小さなトラックパッドだとやりにくく、誤操作が起こりやすい。そういったときは、「マルチタスクメニュー」を使う手もある。マルチディスプレー環境のときは、メニューに「ディスプレイに移動」または「iPadに移動」の項目が追加されるので、これをタップすれば、ディスプレー間を移動させられる。
ただし、この方法で移動すると、現在表示されているウィンドウとのグループ化はされずに、新しい作業画面となってしまう。そのため、グループにしたい場合は、改めてグループ化の操作をする必要がある。
●Dockを使って移動する
グループをもう片方のディスプレーに移動させたい場合は、Dockを使うといい。移動先のディスプレーでDockを開き、移動させたいウィンドウのアプリアイコンをタップ。すると、そのウィンドウを含んだグループをそのまま移動できる。
今回は、マルチディスプレー環境でステージマネージャを利用するのに必要な環境や注意点、便利なテクニックについて紹介してきた。iPadをマルチディスプレー環境にすると、ステージマネージャはかなりパソコンに近い感覚で利用できるようになる。iPadをヘビーに使いこなしたいなら、ぜひ環境を整えて利用してみてほしい。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります