週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Silent-Master NEO B650Aをレビュー

Ryzen 5 9600X&RTX 4060 Tiでも超静音! 性能だけでゲーミングPCを買う時代はもう終わり

2024年09月21日 10時00分更新

インターフェースはUSBが多く、SDカードスロットも搭載

 デスクトップPCらしく、インターフェースは豊富。リアにはUSB Type-Aが9基(USB 3.2 Gen 2が1基、USB 3.2 Gen 1が4基、USB 2.0が6基)もあり、USB Type-C(USB 3.2 Gen 2)も備える。また、有線LANは2.5GbEと高速だ。

USBポートが多く、周辺機器の接続に困ることはまずないだろう

 フロントインターフェースはUSB Type-Cこそないが、SDカードスロットがある点は素直に評価したい。デジカメの写真を移動する際にいちいちリーダーを用意せずに済むからだ。

フロントにはSDカードスロットを装備

ゲーム中は最大でも41.1dBとかなり静か

 これだけの静音に関するアプローチを施した、Silent-Master NEO B650Aはいったいどのくらい静かなPCなのか? エアコンを切り、閉め切った部屋の中で、騒音計で簡単に測ってみた。計測位置はPCの正面から約30cmの距離。PCに電源を入れていない状態の暗騒音は約32.1dBという環境だ。

 電源を入れて約5分後のアイドル時の騒音を測ってみたところ、約33.6dB。数値としては上昇しているが、正直、PCの電源が入っているのかわからないレベルだ。「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(画質:最高品質、解像度:フルHD)を実行しても、最大で約41.1dB。ほとんどのシーンでは38dBを切るという結果になった。

 確かにファンの音は聞こえるが、スピーカーでゲーム内のサウンドを流していれば気にならない程度だ。PCと30cmほどの距離でこれなら、隣室ならまず聞こえないはずだ。高性能なゲーミングPCはうるさいもの……とあきらめている人もいるだろう。日々家族から「PCを使っているとすぐわかる。だってうるさいもん」などと冗談半分の小言を言われてている人も少ないくない。

 しかし、Silent-Master NEO B650Aなら、静音性が抜群に良いので、同居人からの小言もなくなり、ストレスフリーでゲームに熱中できるだろう。では、その性能はいかほどなのか? 次回は定番ベンチマークでその実力に迫る。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう