Pythonの実行環境不要、知識不要で、データの分析・視覚化が可能に
Excel内でPythonコードを生成・実行 「Copilot in Excel with Python」が登場
Microsoftは、9月16日(米国時間)、Excel上で生成AIアシスタントのMicrosoft Copilotが、Pythonのコードを生成・実行してくれる「Copilot in Excel with Python」のパブリックプレビューを開始した。
Copilot in Excel with Pythonは、Excelに組み込まれたCopilotが自然言語でを介して、Pythonのコードを自動生成してくれる機能。Pythonの知識を持たなくても、Excel上でデータのグラフ化や、クリーニング、機械学習、予測分析などが可能になる。生成されるコードも解説付きで提示される。
このCopilot in Excelの機能は、同タイミングで一般提供を開始した「Python in Excel」によるもの。PythonをExcel内で利用できるようにする機能で、「Anaconda」のディストリビューションを採用し、pandasやMatplotlib、scikit-learnなどの主要なPythonライブラリが使える。
パブリックプレビュー中のCopilot in Excel with Pythonは、Windows Insider向けに展開されており、試すにはMicrosoft 365 Copilot(旧称 Microsoft Copilot for Microsoft 365)のライセンスが必要となる。
今回の機能は、Microsoftの開催したイベント「Microsoft 365 Copilot: Wave 2」内で発表されており、その他にも、Copilotの生成結果を基に共同作業が行える「Copilot Pages」や、カスタムAIアシスタントを作成できる「Copilot Agents」など、Microsoft 365 Copilotの新機能が披露されている。
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