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美人すぎるわけじゃない!? 心機一転のあらた 唯、デビューから現在までの胸中を語る

 2020年にSUPER GT、スーパー耐久、スーパーフォーミュラのレースクイーンとしてデビュー。サーキットで華々しく活躍し、グラビアオーディション「ミスSPA! 2022」でグランプリに輝いたあらた 唯(あらた・ゆい、旧:新 唯)さん。ASCII.jpでもクルマ試乗レポや自動二輪免許の取得など、さまざまな企画に挑戦して人気を得てきた。

 小顔ショートの正統派レースクイーンとしてグラビア界を席巻し、2023年は「美人すぎるラウンドガール」として大きな話題にも。そんな彼女が8月から所属事務所を移籍。いままでの仕事を振り返りながら、これからどんなことがやりたいか、愛車にまつわるエピソードなどを聞いた。

あらた唯
あらた唯
あらた唯
あらた唯

看護師からレースクイーンに
「なじみやすさ、派手すぎないところが魅力です」

――そもそもデビューのきっかけは?

【あらた 唯】 中学生のころから芸能の仕事には興味を持っていたのですが、お母さんから「芸能人なんてダメ」「看護師になりなさい!」と止められていたんです。私も看護師にはなりたかったし、資格を取って地元の栃木県の病院で働いていましたが、やっぱり東京に行きたいなって。病院を辞めて上京したある日、原宿に行ったときにスカウトされました。

――それでいきなりレースクイーンに?

【あらた 唯】 モデル志望だったのですが、最初に来たのがレースクイーンの仕事だったんです。「レースクイーンもモデルの仕事だから、やってみたらどうかな?」と事務所に勧められ、私自身もクルマ好きなこともあって挑戦を決めました。

あらた唯

――ラウンドガールとしても大ブレイクでしたね。

【あらた 唯】 正直な話をすると、メディアの「美人すぎる」というフレーズを見て「いや、ちょっと待って!」と思ったんです(笑)。美人すぎるわけじゃないのは自覚しているし、ズバ抜けた才能を持っているわけでもない。どちらかと言えばなじみやすさというか、派手すぎないところが好かれているのかなと思っていました。

――話題にはなったし、仕事のオファーも増えたのでは?

【あらた 唯】 そうですね。やっぱりラウンドガールになってから仕事の幅が広がり、いろいろな経験ができるようになりました。「佐久間宣行のNOBROCK TV」や「ゴットタン」に出演できたし、家族や周囲が喜んでくれたのはよかったです。

多くの仕事を経験することで心境に大きな変化!

――いままでで特に思い出に残っている仕事は?

【あらた 唯】 2022年の映画「嘘喰い」に出演したことです。カジノのバニーガールというちょい役だったのですが、現場で俳優さんたちの生の演技を目の当たりにして、ものすごい衝撃を受けました。「私も芝居をやってみたい!」って、それまでの気持ちが大きく変わったのを覚えています。

――演技については、2023年にABEMAの配信ドラマ「すんドめ」で主演も務めましたね。いまだから明かせるエピソードがあれば。

【あらた 唯】 初めて受けた役者のオーディションで、まさか受かると思っていなかったし、しかも主演だと聞いて余計に驚きましたね。台本を覚えるのもやっとだし、「主演なんてどうしよう……」と塞ぎ込んでしまうほど。ロケが始まって数日が過ぎたとき、撮影スタッフの方に「前日の演技を見て好きになった」と褒められ、張り詰めていた緊張の糸がほぐれて大泣きしちゃいました。「もっとがんばろう!」と思えたひと言でした。

――水着で魅せるグラビア活動についても聞かせてください。

【あらた 唯】 始めたころは「ちょっと恥ずかしいな」という気持ちはありましたが、だんだん楽しくなって、めっちゃ好きな仕事になりました。特に撮影の現場は和気あいあいで、みんなでパーティーをやっているような感覚。おもしろいカメラマンさんも多く、自分で気づかなかった表情やポーズを引き出してもらえるんです。言われて気づいたのはお尻。いまグラビアにおける自分のチャームポイントにしています(笑)。

あらた唯

惹かれた理由は? 現在はどうなっている?
愛車のロードスターにまつわるあれこれ

――愛車がマツダのロードスター(4代目、ND型)というのも興味を引きますが、どいった理由で選んだのですか?

【あらた 唯】 もともと興味を持っていたのがポルシェの911。ボディーラインが似ていると思って、最初はトヨタの86にしようかと考えていたんです。ところが新型が出たせいなのか、86の中古車が増えて、周囲の友達がけっこう買っちゃったんですよ。カブるのでやめようとお父さんに相談したら、「ロードスターがいいんじゃないか?」と言われ、ディーラーに行って見た瞬間に一目惚れ。しかも憧れのオープンカー。即決でした!

あらた唯

マツダ「ロードスター」

――若い女性が1人でオープンカーを運転していたら噂になりそう……。

【あらた 唯】 わざわざオープンにして走っていたし、栃木では目立っていましたね。赤信号で停まったクルマも覗いてくるから、気持ちよく見せつけていました(笑)。でも、那須街道の紅葉がきれいだと女友達とドライブしたとき、4速に入れっぱなしのまま発進しようとして、交差点のど真ん中でエンストして立ち往生。いま思い出しても、めっちゃ恥ずかしいエピソードです。

あらた唯

ロードスターに乗るきっかけとも言えるポルシェ「911 カブリオレ」

――現在、愛車はどうなっているのですか?

【あらた 唯】 実家に置いてあるので、帰郷したときに乗るという感じだったのですが……。つい先日に「カッコよくなったよ」と、お父さんから写真が送られてきたんです。なんと家の駐車場に入れられないくらい車高が下がり、ホイールも変わってしまって、「私、もう運転できない」って思いました。新しいのを買いたいです!

まだまだやりたいことが山積み
「みんな大好き! これからもよろしくお願いします」

――プライベートについても聞かせてください。

【あらた 唯】 趣味は散歩です。歩くのが大好きだし、買い物のときも渋谷・原宿・表参道をグルっと回ります。いろいろなお店を見て楽しんで、疲れてきたと思ったら帰ります。だいたい3~4時間ほど。めっちゃ歩いてると思います。それから料理。なんでも作るのですが、最近はグリーンカレーとかアジア系に挑戦しています。韓国料理も好きなので、たまに大久保にも食べに行きます。好物はポッサム(豚肉を野菜で包んだ料理)です。

あらた唯

今年のレースクイーンはD1グランプリのみ

あらた唯

――休みの日はなにをしていますか?

【あらた 唯】 基本的に寝ています。12~13時間は寝て、起きたらごはんを作って、掃除をやったりしながら平和な日々を送っています。こないだ韓国にも初めて行きました。昔から深夜ラーメンを2軒ハシゴしたり、けっこう食べるほうなので韓国でもずっと食べていましたね。またオフの日を見つけて行きたいです。

――では、今後の抱負やファンに向けたPRを。

【あらた 唯】 まだ週刊誌などの表紙になったことがないし、引き続きグラビアでがんばっていきたいです。レースクイーンとしての仕事は、今シーズンはD1グランプリを継続します。いまTikTokの生配信もがんばっていてるし、撮影会も定期的にやりますし、10月6日には生誕祭も開催される予定です。ぜひ会いに来てください。みんな大好き、これからもよろしくお願いします!

 生誕祭については詳細がまだ未定だが、ファンクラブ会員ではない人でも参加できるのがポイント。この先、幅広い分野で目にすることが増えそうなので、SNSの書き込みや事務所の発表はしっかりチェックしていきたい。

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