週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Ryzenで自作するならマザーの筆頭候補はおすすめ度★三つが豊富なASRock

2024年09月19日 10時00分更新

「B650 Pro RS」はパフォーマンスをしっかりと引き出せる1枚

 ここからはミドルクラスCPUのRyzen 7 9700Xを、B650 Pro RSに組み込んで実動をチェックしてみた。

Socket AM5 Ryzen 9000シリーズのミドルクラスに位置する「Ryzen 7 9700X」。アキバ最安価格は7万800円

前世代よりも圧倒的に省電力かつ低発熱で動作し、空冷CPUクーラーでの運用もできるRyzen 7 9700X

ゲームだけでなく、写真や動画の編集といった作業をスムーズに行なえる8コア/16スレッドを搭載している

ビデオカードにRadeon RX 7800 XT GDDR6 16GB、メモリーにDDR5-6000 16GB×2枚などを組み合わせている

BIOS(UEFI)は「Easy Mode」を備えているので、初心者でも基本の設定を行なえる

オーバークロックメモリーの設定は簡単。「Easy Mode」でプロファイルを選ぶだけで、さまざまな項目が設定される

テスト環境
CPU AMD「Ryzen 7 9700X」
(8コア/16スレッド、最大5.5GHz)
CPUクーラー ARCTIC「Liquid Freezer II – 360」
(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード ASRock「B650 Pro RS」
(AMD B650チップセット、ATX)
メモリー Crucial「CP2K16G60C36U5W」(16GB×2、DDR5-6000)
ビデオカード ASRock「AMD Radeon RX 7800 XT Steel Legend 16GB OC」
(Radeon RX 7800 XT、16GB GDDR6)
ストレージ WESTERN DIGITAL「WD_Black SN850 NVMe WDS100T1X0E-00AFY0」(2TB、PCIe4.0×4 NVMe)
Crucial「T705 2TB PCIe Gen5 NVMe M.2 SSD」(2TB、PCIe5.0×4 NVMe)
電源ユニット SuperFlower「LEADEX V PLATINUM PRO 1000W P130X-1000 PRO-WT」
(10000W、80PLUS PLATINUM)

ASRock独自ユーティリティ「A-Tuning」でファンを制御

 最新のツールと比べると若干見劣りするが、B650 Pro RS/B650 Pro RS WIFIは、ASRock独自ユーティリティ「A-Tuning」に対応している。システムモニタリングやファンの回転数制御ができる。

すべての環境で使用できるわけではないが、システムの動作モードを切り替える「Operation Mode」や、オーバークロックできる機能を備える

「System Info」では、システム情報をリアルタイムで表示可能だ

「FAN-Tastic Tuning」で、簡易水冷のラジエーターファンや、ケースファンなどの回転数を調節できる

ASRockのLED制御ユーティリティ「Polychrome RGB」。Steel Legendシリーズに属するビデオカードを組み合わせている場合は、白色スキンになるのがおもしろい

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう