楽天モバイルは、65歳以上のユーザーを対象にした割引サービス「最強シニアプログラム」を開始した。
子供向け割引でデータ利用量の多いユーザーを獲得
次の狙いはこれまで手薄だったシニア層
楽天モバイルではすでに家族割引の「最強家族プログラム」、子供向け割引「最強こどもプログラム」を開始しており、特に「最強こどもプログラム」についてはデータ通信を多く利用するヘビーユーザーを獲得できており、ARPUの増加にもつながっているとアピールする。
一方で、同社のユーザーは若年層から30歳代にボリューム層が偏っており、シニア層の伸びしろが大きい状況としている。そこで今回導入されたのが「最強シニアプログラム」となる。
「最強シニアプログラム」は、「Rakuten最強プラン」の各段階からそれぞれ月110円のポイントを還元。さらに「最強家族プログラム」とダブルでの適用も可能で、3GBまでの利用時は実質月858円からとなる(3~20GBで月1958円、20GB超過時は月3058円)。
通話定額や迷惑電話対策、操作サポートをセットにした
シニア向け専用オプションを実質月1100円で用意
また、シニア向けに専用のオプション(「15分かけ放題&安心パック」)も用意している。これは、Rakuten Linkを使わずに利用できる1回15分までの通話定額(月1100円)に加え、「ノートンモバイルセキュリティ」(月220円)、「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」(月330円)、「店舗での対面操作サポート」(月550円)をセットにして、実質月1100円(月2200円で1100ポイント還元)で提供するというものだ。
また、楽天ではシニア向けアプリ「Rakutenシニア」を提供。毎日歩くことでポイントをもらったり、健康を管理できる機能などが用意されており、ダウンロード数は250万を突破。「最強シニアプログラム」と組み合わせての利用をアピールした。
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