iPhone 16/16 Plusは、最新A18チップにカメラコントロール、AI対応、そしてビビッドなカラバリが魅力
アップルは、iPhone 16シリーズの標準モデル「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」を発表。Proモデルと同様に9月13日に予約受付開始、9月20日に発売する。価格は12万4800円と13万9800円から(ともに128GBモデル)。
最新のA18にカメラコントロールと
初めての要素がProと同時に盛り込まれた今年のiPhone 16
iPhone 14/15と、過去2年は1世代前のチップを搭載していたiPhoneの標準モデル。今年のiPhone 16は、最新のA18チップを搭載したほか、カメラコントロールやアクションボタンなど、最新機能をいち早く盛り込んでいる。また、カメラが縦方向に2つ並んだデザインも大きな変更点だ。
まずはA18。TSMCの第2世代3nmプロセスでされる最新のチップが採用されている。iPhone 15に搭載されているA16 Bionicと比較すると、6コアCPUは30%、5コアGPUは40%それぞれ高速。GPUは最新のレイトレーシングの搭載で、これまでiPhone 15 Proでしか利用できなかったゲームや、iPhone 16向けに最適化されたグラフィックスのゲームをプレイできる。
このA18を搭載することで、アップル独自の生成AIプラットフォーム「Apple Intelligence」を動作可能な点も、その魅力を大いに増している。また、省電力性能も向上。ビデオ再生時間ではiPhone 15の最大20時間に対して、iPhone 16では最大22時間と延びている。
ハードウェアの外観では、iPhone 15 Proで採用されたアクションボタンに加えて、電源キーの下にカメラコントロールを導入。ここには感圧スイッチ、感圧センサー、静電容量センサーなどの技術が埋め込まれており、タッチするだけでカメラを起動して、そのまま撮影。またスライドすることでズームを調整したり、露出や被写界深度などの設定を変更できる。また、サードパーティーも自社アプリにこのカメラコントロールを組み込むことが可能。
カメラを縦型にしたことで空間ビデオの撮影にも対応。スペック上は標準カメラが48メガ、超広角カメラが12メガで変わらないが、後者はマクロ撮影にも対応している。
ウルトラマリン、ティール、ピンク、ホワイト、ブラックの5色のカラバリについても、これまでにないビビッドさで、Proモデルにはない魅力の1つだろう。
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