JN-IPS238FHDR-C65W-HSPなら直販価格2万2980円
昇降式スタンドとUSB Type-C給電は後悔しないディスプレー選びの新要件! 2万円台前半でも探せばある
画質や明るさも好みに調整してみよう
機能面に関して言えば、OSD(On Screen Display:ディスプレーの画面に重ねて文字や設定などを表示する機能。いわゆるディスプレーの設定画面)の存在も忘れてはならないだろう。
基本的に、OSDはほとんどのディスプレーに搭載しているが、「機能の意味を覚えるのがめんどうだし、あまり操作しない」という人が多いのではないだろうか? 昇降式多機能スタンドで見やすい角度を決めたら、こちらもいじってさらに視認性を上げてみるのも一興なので、軽く解説しよう。
JN-IPS238FHDR-C65W-HSPの場合、OSDの操作はボタン式。独立した4ボタンがディスプレー下部に並んでいる。操作感は特にクセがなく、直感的に項目を選べる印象だ。
全体の画質を調整するピクチャーモードは、「画質調整」メニューから設定できる。「スタンダード」「ゲーム」「映画」「テキスト」「FPS」「RTS」の6つのプリセットを用意しており、「スタンダード」を選択した場合は明るさとコントラストの調整幅を1刻みで変更可能だ。
さらに、同メニューからはDCR(Dynamic Contrast Ratio:表示中の映像に合わせてディスプレーの明るさを自動調節する)機能にアクセスできる。また、表示遅延を低減させるオーバードライブ機能や、HDR(High Dynamic Range:表示できる明るさの幅を広げる技術)モードのオン/オフなども変更できる。
「色設定」メニューからは、「ユーザー設定」「寒色」「sRGB」「暖色」の4パターンで画面の色味(色温度)を調整できる。「寒色」「sRGB」「暖色」は項目を選択するだけのプリセットだが、「ユーザー設定」を選べば、赤・緑・青の値を0~100までの範囲、1刻みで変更可能。
眼精疲労の原因とされているブルーライトを軽減する機能もある。ただし、ブルーライトは軽減するほど偏った色の映像表示になってしまうので、ほどほどにとどめておこう。
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