福岡県北九州市(北九州市役所)および「響灘ホップの会」がコラボレーションし、上下水道資源を活用して製造された地ビール『KITAKYUSHUダブリュー』が9月10日から販売される。価格は550円(税込)。
「KITAKYUSHUダブリュー」は、道原浄水場(小倉南区)の「水道水」と日明浄化センター(小倉北区)で栽培された「じゅんかん育ちのホップ」を原料に使用している。「じゅんかん育ち」は下水再生水や下水汚泥からつくられた肥料で育てられた農作物の愛称であり、国土交通省が推進している取り組みの一環として、上下水道資源の有効利用を提唱するプロジェクトとなっている。
さらに、ビールラベルには夕日をバックに若松ジャズと生ホップ、国の有形文化財に登録されている『旧古河鉱業若松ビル』をモチーフにしたデザインマンホールが描かれており、地元北九州市の魅力を存分に味わうことができるという。
今回の発表により、「KITAKYUSHUダブリュー」は門司、若松、戸畑の各地域に所在する酒屋や市場で取り扱いが開始される。インターネットでの購入も可能で、数量限定販売のため、早めの注文が推奨されている。
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