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公道でDRSなんて反則!? ポルシェ「911 GT3 RS」は街中でも臨戦態勢の猛獣だった

お金とコロロに余裕があって
サーキット走行を趣味にできる人向け

 明らかに日本の道路には向かないクルマですが、ではどんな人が乗るんでしょうか? それはこのクルマを購入できる資金力があり、一般道の渋滞でもイライラしない心の余裕があり、趣味は週末にサーキット、という人でしょう。

2本出しマフラーの周りにはリアデフューザー。バックで駐車するときは縁石に注意

フロントタイヤ:275/35 ZR20

リアタイヤ:335/30 ZR21

ロールケージ装備でほぼリアにはスペースがありません

ロールケージがガチガチなので、リュックを置くのにも一苦労でした

バックミラーに映るロールケージ。意外と見づらくはないのです

ボタンではなく、キーを捻るようにエンジンをかけるタイプ

オートマ免許でも乗れます

グローブボックスはあまり広くありません

USB Type-Cポートは2つ

 最近、SUVのカイエンやマカン、EVのタイカンに乗ったASCII自動車部のゆみちぃ部長(純情のアフィリア)が、911に興味があるというので、このクルマに乗せたところ、助手席だけでお腹いっぱいになったようで、さすがに運転は「嫌な予感がする」と辞退しました。なので、今回はモデルとしての登場でした。クルマを乗るにあたって、「嫌な予感」に従うのは大事なこと。こういうハイスペックなクルマならなおさらです。

このまま使ってもいいし、Android AutoやApple CarPlayも使えます

Apple CarPlayで繋いでYouTube Musicを聞いているところ

車両の設定を一括して管理可能

リアウィングの角度も調整できます

エンブレムはステッカー型

フロントに荷物を載せようと思いきや……

フロントにラジエターがあるので、塞がっていた!

 いつもはSUVなどが好みのゆみちぃ部長も、911 GT3 RSを目の前にして「とんでもなくカッコイイ!」と写真と動画を撮りまくりでした。乗り心地はさすがに固すぎたようですが。

運転はしなかったけど、ドライバー気分を満喫のゆみちぃ部長

911 GT3 RSの車内から生放送もしました

走っているように見えて、実は動いてませんという自撮り

 スペックも価格も破格の911 GT3 RS。ご時世的に、こんなモデルをいつまでポルシェが出してくれるかはわかりませんが、今はまだ“公道のレーシングカー”を出してくれるありがたみを感じつつ、スポーツカーの未来に想いを馳せたいと思います。

筆者紹介───スピーディー末岡

 アスキースマホ総研主席研究部員。速いものが好きなスペック厨で、スマホ選びはスペックの数字が優先。なので使うスマホは基本的にハイエンドメイン。クルマはスポーツカーが大好き、音楽はヘビーメタルが大好きと、全方位で速いものを好む傾向にある。スマホ以外では乗り物記事全般を担当している。

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