9月30日に茨城県北茨城市の五浦にて、新たなアート空間「チームラボ 幽谷隠田跡」がオープンする。チケットは9月5日から公式サイトで販売が開始されている。価格は大人2,200円、子ども800円、障がい者割引は1,100円だ。
「チームラボ 幽谷隠田跡」は、夜の森を舞台にした常設展。奥深い森に隠された棚田跡が夕暮れと共にアート空間へと変貌する。同展は、近代日本の美術運動家・岡倉天心が晩年を過ごした地、五浦に位置し、訪れた人々は森と一体となった作品を鑑賞できるという。
このプロジェクトは、「自然が自然のままアートになる」というコンセプトで進められており、自然と人の営みが連続する長い時間を感じ取ることができるのが特徴だ。自然そのものを活用し、時間の連続性を超えた認知体験を提供することを目指している。
また、森を歩き、棚田跡を覆う植生を調査し、それを作品として表現することで、自然と調和したアート作品を生み出している。時間の境界を越え、現代の訪問者にも新たな意味を積み重ねていく場を提供するとしている。
さらに、このミュージアムと一体となった源泉掛け流し&グランピング施設「五浦 幽谷隠田跡温泉」も同日オープンする。宿泊者は夜の森のアート空間を楽しみながら、温泉とグランピングの贅沢な時間を過ごすことができる。
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